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じょにーの事件簿 FILE1
ラティはどこまで辛口なのか!?

2005.5.26 19:23

俺は「じょにー」。
今を生きる、情報収集家だ。

最近、俺は「幻龍伝」というチームのメンバーの秘密を少しでも明かそうと、彼らの生活を監視している。

幻龍伝ホームページ内で妙なものを発見した。
この文章なのだが、
ラティさんのメンバー紹介ページに載っていたものだ。

「幻龍伝内の役割 キャラボイスと辛口品評家(SHINをいじめる)」

今を生きる情報収集家、「じょにー」の腕にかかれば、どんな情報も正しいかデマかはわかる。
……なので、さっそくSHIN宅に張り込んでみた。

2005.5.26 20:28

俺は「じょにー」。
今を生きる情報収集家だ。

さて、先ほどの情報を受けて(見て)からはや一時間が過ぎようとしている。
まだ、SHINとラティに接触の機会はない。
そう思い、SHINの監視を続ける。
すると、突然、SHINがラティの方に向かって歩き出した。
俺は仕掛けた盗聴器の音を精一杯拾う。

「ザザ……のちうたの……外伝のことなんだけどさ」

のちうたの外伝。命唄の外伝だろう。
今を生きる情報収集家のじょにーの頭なら、これくらいの推理にかかった時間はたった0.21秒だ。

「で、やっとシナリオが決まったんだけど」

SHINがラティに攻め寄る。
ラティは振り返り

「うん」

とだけ言い放った。

「どうだっ!」

SHINが何の前触れもなくある一言を言い放った。そして、

「知らん」

ラティが何の前触れもなく言葉を返す。この間、1.45秒。
ストップウオッチを持ってきて正解だった。
さすが今を生きる(以下略)

「いや、知らんて言われても。」

「だって俺、外伝のこと全然知らないもん」

「あ、そっか。」

あまりSHINをいじめているようには見えない。むしろ、SHINの被害妄想では?とすら思われる。
今を生きる情報収集家のジョニーには、すぐ理解できる単純な問題だった。
それでも監視を続ける。
なぜなら、こんな簡単に結論付けては盗聴器を仕掛けに行った意味があまりないからだ。
その時、事件は起こった。

「まずサラナがいてねー。」

「あぁ、ダメだね」

……!!
超即答である。
俺の聴覚が正しければ、SHINが言葉を言い終わる前に彼は言い放った。
硬直するSHIN。
そして
逃走。

さすがの「今を生きる情報収集家じょにー」も、
口をあんぐり開けてぼっけーとした顔をしていた。
俺のカンが正しければ……。
あの情報は本当だったということであるYO。

……かくなるうえは、インタビューだ!

2005.5.26 20:48

俺の名は「じょにー」。
今を生きる情報収集家だ。

先ほどの衝撃的シーンを目撃した俺は、ラティにその真偽を確かめに行った。
いや、実は、本当は……。
結果はわかっていたんだが。

「ようそこのボーヤ。アイス食べるか?」

「や」

「……お前、俺が誰だかわかってそのことを言っているのか?
 俺は今を生きる情報収集家、じょにーだ!(フリつき)」

「知らない」

「……さて、本題に入ろう。
 ずばり、SHINをいじめるのが幻龍伝内の役割というのは本当のことか!?」

「勝手に本人が思ってるだけだろ」

「……でも、あのページはその話題になっている本人が言ったそのままを書いてるようだぞ?(SHIN談)
 そうでなきゃ、SHINが「頑張るぞぅヾ(^□^*)/」とか「ばっさばさ使ってけ☆」とか、
 そーゆー趣旨の言葉はかけないんじゃないのか?」

「ま、そうかもね。」

「……記憶に、ないか……?」

「おっと、お風呂の時間だ。それじゃあまた!」

ラティ、素早いフットワークで退室。
じょにー、呆然。
と、その時。俺の携帯電話がリンリン鳴り出した。
流石は手下A。やるじゃないか。何か情報をつかんだか?

メール内容
「心理テストであなたに理想の結婚相手を郵送!」

……。




こうして、幻龍伝の謎がまた一つ明らかになった。
結局のところ、何があるかは裏表。
人生わからないギャンブルだったってところか。
俺のセリフのほうがわけわからないがな。
要するに、今回のところは引き分けということにしてやろう、ラティ。

俺の名は「じょにー」。
今を生きる情報収集家だ。
幻龍伝に謎がある限り、俺は戦い続ける。