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ガーデニング辞典

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エラチオールベゴニア(リーガースベゴニア)

エラチオールベゴニアの生い立ち



エラチオールベゴニアは園芸品種の球根ベゴニアとアラビアの球根性ベゴニアの原種との交配によって、20世紀に入ってから作出された品種です。

その後、ドイツのオットーリーガーさんが精力的に病気や暑さに強い品種への改良を進めたために、リーガースベゴニアとも呼ばれています。また、クリスマスの頃に出回るので、クリスマスベゴニアと呼ばれることもあります。

枝変わりによる新品種の作出が容易なために、非常に多くの品種があります。 花は八重咲きのものが一般的ですが半八重や大輪の一輪咲きのものまであり、 花色も赤、黄、ピンク、オレンジ、白など豊富です。

八重咲きのものは株一面に花をつけて、豪華な鉢花としての人気が高く、 光と温度などを制御すると一年中開花させることができるので、園芸店の 常連になっているので、ご覧になった方も多いでしょう。

茎は多汁質でよく分枝しますが、茂りすぎるとむれて灰色かび病などになりやすい 性質を持っています。また、球根ベゴニアの性質を一部引き継いで、暑さ寒さには 弱い方です。


エラチオールベゴニア(リーガースベゴニア)の育て方

春の管理

リーガースベゴニアは最低温度が15度を超えるまで屋外に出してはいけません。しかし、日光を好みますので日当たりの良い窓辺などに置きます。梅雨時には雨に当てないように南側のベランダなどで管理します。鉢の表面が少し乾いてきたら、たっぷり水やりします。 肥料も1週間に1回程度は液体肥料を施します。 草姿が乱れやすいので、適宜剪定します。また、生育が旺盛なので根づまりを起こしやすいので、毎年5月頃に植え替えるか、挿し木で世代更新をした方が無難です。

夏の管理



エラチオールベゴニアは夏に入る前にこみあった枝を剪定し、全体を2/3に刈り込むと、夏越ししやすくなります。直射日光を避け、北側のベランダなどの風通しの良い明るい日陰に置きます。用土の過湿をさけ、鉢土が乾いてから少し控えめに水やりします。 肥料は施さない方が無難です。 秋の管理



基本的には春と同じ管理でいいでしょう。秋のはじめに日当たりに出すときは、 徐々に日光に慣らしてください。夏の間に枯れたり病気になった葉は枝元から切り取ってしまいましょう。リーガースベゴニアは寒さにも弱いので霜が降りる前に室内に取り込みます。 冬の管理



最低温度は7度以上になるようにします。加温設備のあるフレームなどで元気に花を咲かせている株は春と同じような管理でいいですが、加温しない場合には 水やりを控えめにし、肥料も施しません。

リーガースベゴニアはストーブやエアコンの近くには置かないようにします。夜温が下がる場合にはビニール袋をかぶせて風呂場に置くなどの工夫が必要でしょう。ただし、昼間はできるだけ窓越しの日光に当てるようにします。

エラチオールベゴニアの殖やし方



ベゴニア類はたいてい簡単に挿し木ができます。花のついていない枝を先から15cmくらい鋭利な刃物で切り、葉を半分くらい落として十分に水揚げします。 挿し床はイチゴパックに湿らせたバーミキュライトを入れておけば大丈夫です。 18ー25度くらいなら2ー3週間で芽が動き出しますから、鉢上げしましょう。 挿し床さえ乾かさなければ、まず失敗はないでしょう。

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