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ガーデニング辞典
アサガオ(朝顔)
アサガオは夏の風物詩。江戸の昔から庶民に親しまれているお花ですね。花壇に、プランターに、そして鉢植えにと大活躍です。
アサガオには「伝統のxxx作り」と呼ばれるいろいろな仕立て方が存在しますが、あまりむずかしく考えないで、皆さんのガーデニング感覚を十二分に発揮して、チャレンジしてみましょう。
アサガオの育て方
アサガオは熱帯原産ですので5月中旬以降に種まきします。通常、カッターや爪きりなどで種子の背中の部分を白いものが見えるまで切り込みを入れます。それからぬるま湯(熱すぎては駄目)に2,3時間つけておきます。一晩つけるように書いてある本もありますが、あまり長時間つけると吸水しすぎて種皮が破れてしまうことがあります。
沈んでいる種子を選んで苗床に1粒ずつまきます。種子の端の胚の部分を上側にして丸い背中の反対の側を下にして、斜めに置くのがベストです。朝顔の双葉が完全に展開したら、1苗ずつポリポットなどに鉢上げします。
アサガオはお日様も水も肥料も大好きですから、用土は重めの肥料分の多いものが良いでしょう。2,3日の乾燥には耐えられますが、良い花を咲かせるには水切れは厳禁ですね。花壇、プランター、大鉢などに植えつけるのは本葉5,6枚の頃が良いでしょう。アサガオはつる植物ですから、どのようにつるを誘引するのかを予め考えて、支柱や誘引用の紐などをセットしておきましょう。
市販の鉢植えのようにたくさん咲かせるには、適宜摘心してつる数を増やす必要があります。同時に咲かせる秘訣は同じような位置で同時に摘心することです。ただし、市販の鉢植えもそうですが、しばらくすると草姿が乱れてしまいます。あんどん作りであれば、新しく出てきたつるを下の方に誘引しなおしましょう。
アサガオは簡単に種子ができるので、自分で交配して新しい品種を作ることができます。ただし、最近、種苗会社から販売されている種子は種子ができても発芽しないものがありますので、注意してください。
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