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ガーデニング辞典
ハボタン(葉牡丹)
牡丹の花のように見えることから葉ボタンと名づけられたのでしょうね。冬の花壇にはなくてはならない植物です。
花壇では密植するとみごとですし、ハボタンを中心にパンジーなどの春の草花を寄せ植えするのも、おもしろいでしょう。明るめの花色の植物と組み合わせるのがコツです。
ハボタン(葉牡丹)の育て方
ハボタンを種から育てる場合は7,8月に種まきしましょう。本葉2,3枚で苗床に移植します。苗床には緩効性の化成肥料をやや多めに施しておきましょう。
苗床は日当たり、風通しの良い場所に置き、水切れと害虫に注意します。アブラナ科の他の植物と同じく、青虫の大好物ですから、卵や若齢幼虫のうちに捕殺しましょう。
ハボタンは本葉10枚くらいになったら、がっしりした苗を30cmくらいの間隔で定植します。北風の当たらない、日当たりの良い場所がベストです。定植地は窒素肥料過多にならないようにしてください。秋になっても肥料が効いていると、緑の葉ばかり出てきて、「ハボタンには見えない」ということにもなりかねません。
市販の苗(すでに色づいているもの)はできるだけ密植して植えつけてください。時期は11月中旬から12月上旬にかけてが良いでしょう。他の球根や他の草花はすでに植えつけられていることが多いので、それらとのバランスを考える必要があります。
ハボタンは冬の間も生きているのですから、水遣りを忘れないようにしてください。天気の良い暖かい午前中に水遣りしましょう。
葉牡丹は春になったら抜いてしまっても良いのですが、うまく育つと春先が一番きれいな円錐形の形になります。また、菜の花のような黄色の花も咲きますので、他の植物とのバランスも見ながら、春まで楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
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