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ガーデニング辞典
カンパニュラ(ベルフラワー)
キキョウ科ホタルブクロ属の園芸植物のうち、欧米で改良されたものを日本では一般に属名をとってカンパニュラと呼ぶことが多いようです。英語ではbellflowerなので、小型種についてベルフラワーと呼ばれることもあります。日本に自生しているホタルブクロやイワギキョウなどは山野草として流通しています。
ベルフラワーの花の形はその名前の通りの釣り鐘型で、花色は青紫が多く、白、ピンクなどもあります。
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カンパニュラ(ベルフラワー)の育て方
植物学的には大型で切り花向きのフウリンソウと小さな花を群生させる花壇向きのオトメギキョウとは別種です。その他、いくつかの種をまとめてカンパニュラと総称されていますが、種類によってその性質が異なります。
写真はオトメギキョウ系の品種で鉢物としてよく見かけるものですが、高温多湿に弱く、花壇植えでは梅雨時から真夏にかけて根腐れして枯れてしまうことが多いです。しかし、カンパニュラはもともと宿根草なのでうまく管理すれば夏越し可能です。
用土は肥料分の多くない水はけの良い土が適しているようです。ベルフラワーの置き場所は風通しの良い半日陰にしてください。花壇植えにするときは10月上旬に定植すると春にきれいな花が見られます。種まき時期は前年の6月ですが、東京周辺の一般家庭での育苗はかなりの技術を要します。
基本的にはフウリンソウもオトメギキョウと同じと考えていいでしょう。ただし、オトメギキョウと異なって草たけが80cmくらいになるので必ず支柱を立ててください。また、温室やフレームではハダニが発生しやすいので、早めに防除します。
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