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ガーデニング辞典

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ギボウシ(ホスタ)

ギボウシ(ガーデニングホスタ)は日本原産ですので、日本の気候にマッチして非常に丈夫です。特に耐陰性が強いので、建物の陰や庭木の下などの日陰を彩る植物として重宝します。

最近、欧米を中心に品種改良が進んで、きれいな斑入り品種や、コンパクトな矮性種、さわやかな芳香のあるフレグランス種などが開発されて、ますます利用しやすくなりました。


ギボウシ(ホスタ)の育て方

普通、ギボウシと呼ばれるものは日本で改良された小型種で、おもに庭木の下草として使われますが、山野草として扱われることもあります。
一方、ホスタは日本の大型のギボウシなどをヨーロッパで改良したもので、ガーデニングホスタとして、斑入り葉の明るさや可憐な花をお庭のメインに据えることが多いようです。

真夏と真冬以外ならいつでも植え付け可能です。植え付け場所は、明るい日陰で保水性のある土が良いです。腐葉土かピートモスをすきこんでください。

もちろん、ギボウシは鉢植えにもできますが、その品種がどのくらいの大きさになるかを調べて、それに合った鉢を選ぶようにしましょう。

肥料は緩効性の化成肥料を施します。時期は春先がいいでしょう。まれにアブラムシがつくことがありますので、注意してください。

ガーデニングホスタの中には真夏に白絹病にやられる場合があります。予防としては水切れに注意して、風通しを良くします。病気を発見したら、病気の部分を取ってから殺菌剤で消毒して、清潔な用土で鉢植えにして養生してあげてください。

ギボウシで大株になったものは株分けすることができます。時期は12月が良いでしょう。塊根を3芽ずつくらいに清潔なナイフで切り分けてください。


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