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ガーデニング辞典
カボス
湯豆腐などの冬の鍋物にかかせない脇役がカボスですね。ユズの香りもいいですけれど、やはりカボスのすっきりした酸味が食欲をそそります。果皮も薬味にどうぞ。
カボスの育て方
カボスは非常に丈夫な植物です。みかんの仲間ですから若干寒がりますが、関東以西では楽に冬越しできます。
カボスの苗の植え付け時期は春です。日当たりと水はけが良くて、北風が直接当たらない場所に大き目の植え穴を掘って、鶏糞などの自然肥料をすきこみ、しっかりと植えつけます。
ベランダなどの場合は、大鉢栽培も可能です。鉢底にごろ土を入れて市販の野菜用培養土などを使用してください。土が軽めの場合には、腐葉土を少しまぜてやりましょう。
小さな苗の場合は支柱をつけてください。植え付け後、たっぷり水遣りしてください。
カボスは小さい間は水切れに注意します。それから、葉はアゲハの幼虫の大好物ですので、アゲハを見かけたら丹念に卵や幼虫を探して駆除してください。
最初の年は、全ての果実を摘果した方が無難でしょう。次の年からは、できた実の半分くらいを摘果しましょう。
寒冷地では冬場は株元をマルティングして、寒冷紗などで風除けしてください。
大きくなりすぎる場合は適宜、剪定してください。カボスは実がなっている秋に剪定すると間違いがないでしょう。
プランターや大鉢植えの場合は2,3年に1回植え替えないと根詰まりしてしまいます。
カボスは挿し木、取り木で殖やすことができます。果実には種子ができますが、種子をまいても親と同じ性質のものと違う性質のもの(交配による種子)がまざって発芽しますので、注意が必要です。発芽後の成長の良いものであれば、親と同じ性質でしょう。
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