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         真宗大谷派 専  称  寺

                                        住 職 西川 義光
                    滋賀県大津市坂本八丁目31番25号   〒520-0113
                                       電話077−578−0336
                                       Fax  〃 578−0718

              


           平成21年度  年  間  行  事 (予定)

 1月     1日   修正会法要 
 2月    15日   釈迦涅槃会
 3月 17−23日   春彼岸会法要
 4月     5日   専称寺門徒花まつり
 5月    10日   本堂内外清掃奉仕
       20日   総 永 代 経

 8月     9日   本堂内外清掃奉仕  
 8月     15日   盂蘭盆会法要・戦没者追悼法要
              午前10時半〜
  
  (20日・21日  比叡山無動谷大乗院報恩講)
 9月    19日   親鸞さまのお通りイン関西(企画参加)
    20〜26日   秋彼岸会法要 
10月     4日   本堂内外清掃奉仕、仏器ミガキ奉仕    

       19日   報恩講準備(役員)
    20・21日   報  恩  講
            (20日    14時、19時)
            (21日    10時) 
11月      8日   見聞研修の旅(大型バス)
     21−28日   御七昼夜法要

       23日   お   講 
12月     8日   成 人 会
           21日   おすす払い
       31日   除夜の鐘

         ( 毎月27日   お 逮 夜 )

 ○今年度の見聞研修旅行先は未定です。

 声明講習:毎月27日の午後6時半〜7時15分。
   聞法会 :偶数月の金曜日7時30分〜。
        (詳細は現在の作業部屋に記載してありますのでご覧下さい。)

                      
                     昭和45年頃の専称寺

                        住職の思惟

 真宗のお寺は、念仏道場である。しかし、現在ではお念仏を称(とな)えようとする方が少ない。夫々に与えられた自分自身の人生を見つめないと、他の生き物と変わりがない。「弱肉強食」の自然の理(ことわり)にあって、人間だけは特別な存在と過信していると、何れ矛盾を感じた人生になってしまうのではないでしょうか。
 人にも寿命があるのですから、自然の恩恵を受けているのですから人だけが、特別な存在ではありません。悟りは覚りとも書きます。「私に人としての自覚があるのでしょうか」と仏教では問いかけてきます...... 。念仏道場の中心は、阿弥陀仏の本願です。「仏の願い」を聞くことが、お念仏のすがたです。
 日本は世界一の長寿国で、他国に比べ幸いに長寿社会が実現されています。昭和18年以前の平均寿命が50年にも至らなかった事実を知れば、喜ばし事なのですが、長寿を喜んでおられる方をあまり見ません。 戦後「日本人の社会観」が、「天皇が神である」とする思想から、「個人の自由」を中心とする価値観に変化しました。短期間に過去の否定をしての変化の中に、日本人として大切な事を見落としてきているように思えます。神戸の少年事件から、次々今までの常識を超えた事件が起こってきています。精神構造的には、「心体」思想から、「身体」思想=自己主義へと変化しているように思えます。「他人には厳しく、自分には甘い」自分い都合がいいゴムのものさしを持っていると思えます。「他人の悪口を言うのは楽しいが、たとえ本当の事であっても自分への悪口は腹が立つ」といわれるのが、現実の私たちではないでしょうか。自分の中にある自分にとって都合のいいゴムのものさしで人を見るのは楽ですが、そこから得られるものを見つめなおしていきたいと思います。
 この数年住職としては、思考錯誤しながら「仏様のものさし」を持つ大切さと、「仏の願い」を聞くことを、法話の課題としています。ご一緒に考えて頂だけないでょうか。
                                              (「ひろさちや」さんの教えを参照)

 ○ご質問、ご相談は、Eメ−ルでお願いします。
                           


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