GA100 FCXU スピーカケーブル交換
無事戻ってきたGUYATONEのオール真空管アンプ GA100 FCXUですが、電源を入れた途端の爆音ノイズ!電源を入れ直した後は、この症状は出なくなっていたのですが、いろいろ試しているうちにスピーカケーブルに接触不良があることがわかりました。スピーカケーブルのアンプ側のフォンコネクタ付近をいじるとジリジリバリバリとノイズが入ります。修理の内容もパワーチューブ交換だったことから、そもそものアンプ故障の原因はこれではないかと思われます。パワーアンプが真空管の場合、アンプとスピーカが接続されていない状態でアンプの電源を入れると真空管がぶっ飛びます。それだけなら良いのだが、場合によってはアンプの回路のどこかが破損します。つまり、おいらのアンプがその状態だったわけです。スピーカケーブルが断線ぎみになっているため、アンプとスピーカが接続されていない状態になり、パワーチューブと内部回路のどこかが破損したというわけです。修理では、スピーカケーブルの接続不良(断線)を見抜けなかったようですね。見抜いていれば、ケーブルが新品になって戻ってくるもんね。 2003年10月01日(水) |
これが、購入した MONSTER CABLE のスピーカケーブル(SP1000SC)です。 音屋さんで、2,700円(税抜き)でした。 片側がフォンコネクタ、もう片側がFAST-ONというコネクタです。 |
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フォンコネクタのアップです。 金メッキのL字型です。これって、成金臭い? |
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FAST-ONコネクタのアップです。 画像がピンボケでわかりにくいかもしれませんが、こちらも金メッキされてます。 ご丁寧に樹脂カバーが付いてます。ギターアンプ用のスピーカケーブルで樹脂カバー付きなんて始めて見た! |
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純正のケーブルが接続されている画像です。 茶色と黒のケーブルが純正ケーブルなんです。 |
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純正ケーブルが、セレッションスピーカに接続されている画像です。 FAST-ONっていうコネクタ形状が良くわかると思いますが、何のことは無いいろんなところで使われてます。自動車のオーディオとかも、FAST-ONじゃなかったかな。 |
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アンプ側のフォンコネクタです。 SPEAKER 8Ω というフォンコネクタのメスに茶色と黒の純正スピーカケーブルのフォンコネクタオスがささってます。 このケーブルの根元付近が断線ぎみなんです。 |
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MONSTER CABLE と純正ケーブルを並べたところです。長さはほぼ同じですが、太さの違いにビックリですね。 コネクタの品質も全然違います。 でも、音に違いはありません。 |
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純正ケーブルのコネクタ部分のアップです。 なんとも安っぽいわけです。 MONSTER CABLE の FAST-ONコネクタは、樹脂カバーに隠れてしまって画像に撮れませんが、コネクタとケーブルとを接続している部分のハンダがとても丁寧できれいに仕上がってました。 純正ケーブルは、かしめているというかはさみこんでるだけですね。 |
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フォンコネクタ部分の比較です。 かわいそうなぐらい純正ケーブルが安っぽく見えますね。 でも、音に違いは無いんです! |
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ケーブルを交換し終わったところです。 ケーブルの交換なんて、抜き差しすれば良いだけだから簡単だろうと思うでしょうが、これがとっても大変だったんです。 純正ケーブルは、細くてやわらかいので取り回しがしやすいんですが、MONSTER CABLE は太くて硬いんです!全然融通がきかないんです。スピーカ側のコネクタと天井との隙間が狭いので、融通のきかない MONSTER CABLE を接続したくても接続できない!結局スピーカをはずして接続するはめになってしまいました。H&M30の方もです。 おかげで手にすり傷・切り傷がいっぱいできてしまいましたよ。これで、劇的に音が良くなってくれるなら文句もありませんが、音に変化はありません! とにかく、これで気兼ね無くアンプを使うことができます。 |