花つれづれ
「花」、「花の香り」で思い出す事、思い出す人があります。
お店を始めてからも「花」を通じていろんな出会い、いろんな思いが増え続けています。
そんな花にまつわる話をつれづれに・・・。


初「チューリップ祭り」


金沢の友人が富山に住んでいた時期がありその時にできたご縁で自分のお店「乗越」(カフェと雑貨)で5年間2月の頃に富山の高岡から チューリップを仕入れ「チューリップ祭り」をやっている。
花・谷中も冬から3月頃までは季節の和の花に加え大好きなチューリップを仕入れているからずっと気になっていた。
去年の秋に友人が京都にやってきた時に谷中でもやりたいな~という話から今回実現に至りました。
花・谷中初の「Fête de la tulip 2016」高岡からは原種の球根付きチューリップ2種類を含め30種類ほどのチューリップが桶に。
私達も見たことがないようなのもあり驚きでした。
店先には普段なら枝物とかが色いろあるのですが2日間はそれらは裏にいっていただきました。
30種類ほどのチューリップの中からどれと選べないお客様もあり一本づつ全種類と注文をされる方がいれば、大人な花束とかわいい花束をと注文される方があったり、家族三人がそれぞれに好きと思われるチューリップで花束にさせていただいたり、 出来上がる花束に皆「おお~!」と驚きの連続でした。
チューリップだけの2日間、チューリップの良さを提供できた気がします。



2016年2月20日

教室展 「夏をいける」

前回の教室展「春をいける」の次は、まだやっていない真冬にやりたかったが、 会場の工事により冬は無理となり「夏をいける」に変更。
時まさに七夕の1日前、どこかしら七夕を意識したしつらえ、花材、いつものように午前中に教室の参加者は集合しくじ引きでどこにいけるか、どんな花材か、花器かを知ることになる。
いつものことながら実にスリリングらしい。
毎回参加してくださっている方もあれば、この度が初めてという方もありそれぞれの場所を一生懸命いけられる2時間ほどの時間。
午後からはお友達、家族が観に来られるということもあってか緊張しつつもどの方もいつも以上に驚くほどの力を発揮される。
お昼には恒例になってきている中村屋の「助六弁当」を皆で食べ、お客様を迎えることに…
いつもご指導、アドバイスをしてくださる人形作家の先生が懐紙に天の川を描いてくださり、「ほうせん」のお菓子にも七夕にふさわしい細工をしてくださいました。

京都の暑い夏の始まりの頃でしたが気持ちの良い1日となりました。
次回こそ冬に!


2015年7月6日



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