アクア・デザート


渇いた呼び声は はるか遠く 懐かしく
降り積もるのは記憶のかけら 足をとられ進めない

求めても空しくて 面影がちらついた
手の中で 嘘や夢が 嘲るように水遊び

刻まれた古代の日付けに触れる ぼくの時もその続きに記そうか

水音の蜃気楼 爪を泳ぐ熱帯魚
ささやきが月影に 舞い踊り風になる
誰の目にも触れられず どれほどの夜眠ったの
彷徨って出られない たゆとう君と 迷いの砂漠


妖しげなキャラバンが 操った陽炎は
足音も砂になり 指先にこぼれていく

透明な空を道標は示す その先の歌声に耳をすませて

白い砂 砂糖菓子 手招いて抱き合うよ
甘い息もその詩も 静寂に渇くだけ
誰の目にも明らかな 偽りの夜眠っても
ここからは出られない いざなう闇に 迷いの砂漠


彷徨って出られない たゆとう僕ら 迷いの砂漠

Photo&Lirics : AZANA

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