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観音山大悲院法性寺
(
かんのんさんだいひいんほっしょうじ
)
は、永徳二年(1382)
了誉聖冏
(
りょうよしょうげい
)
上人によって開基された浄土宗の寺です。聖
冏
上人は、浄土宗第七祖(法然上人から数えて七代目の継承者)で、南北朝時代の応安五年(1372)に現在地西方の観音堂(地名として現在もある)に「横曽根談所(講義所)」を開設し、浄土宗義の講義を行ったといわれます。観音堂での十年にわたる浄土教教理確立の後、現在の地に法性寺を開創しました。