Podcast 山川浩一のスタンダードジャズ入門 補足情報 放送リスト
第5回 Nica's Dream
山川浩一のスタンダードジャズ入門 第5回 Nica's Dream 山川浩一のスタンダードジャズ入門(ネットラジオ、podcast) 2006-2007年、日本ジャズ界の大御所かつ生き字引であった、ジャズピアニスト兼ボーカルの山川浩一先生が配信したpodcast。スタンダードジャズの名曲の解説。MCは、ジャズ歌手の正木まどか。 途中、先生が亡くなられた後は、正木まどか、が中心になり暫く引き継ぐ、
第5回 Nica's Dream (2006年9月放送)
▼読者の質問メール 「この番組のオープニング曲、濤の華 と エンディング曲、古都 は、先生のオリジナル、作曲と知りました。前者は、日本の自然美の、後者は、日本の文化・伝統美、のジャズ的な象徴表現に、挑戦された作品だと思いました。 ところで、なぜ、日本のジャズミュージシャンは、オリジナルを演奏せず、米国のスタンダードナンバーを中心に、演奏するのでしょうか? それから、先生が、オリジナル曲を作られたときの話を聞かせてください。」
日本のジャズミュージシャン、オリジナル曲を、たくさん、演奏している。 米国のスタンダードばかりを演奏しているというのは誤解。 確かに、昔は、そうだったが、最近の日本の若手は、オリジナルばかり演奏の人も多い。
スタンダード演奏を入れるのは、お客様が、ご存じで、喜ばれる場合が多いから。
山川先生の実弟が、画家。6つ折りの屏風画(泥絵の具、日本海の波が砕ける絵、月。鳥取空港のゲストルームで飾っている)で、「濤の華」を描いた。 その絵を見て、濤の華、は、作曲した。 古都、も、実弟の絵(四重の塔と月、京都)を、参考に、作曲した。
(山川先生、流麗でないが、リズミカルな、彼のピアノの弾き方が、好きだった。自分のCDアルバムでも、彼の曲を、いくつか、演奏している。)
ファンクは、臭い、黒人の、という意味もある。 ホレス・シルヴァーは、父がポルトガル系で、西アフリカの民謡を聞いて育った話がある。 チック・コリア=スペイン系、など、ジャズミュージシャン、諸国の血統が混じった人も多い。 なお、山川先生は、純粋な鳥取系日本人、顔も朝青龍風の蒙古系。 ・
パノニカ ジャズ男爵夫人は、そもそも、大富豪のロスチャイルド家の人。 あだ名が、パノニカから、ニカになった。フランスの男爵と結婚した。 フランスで、戦中は、レジスタンス運動もした。パワフル。 結婚後、離婚して、ニューヨークに行った。 五番街?のホテルで、毎晩、ジャズミュージシャンを呼んで、ジャムセッションをした。 いろいろな支援をした。ジャズ好き。モンク や チャリー・パーカー(彼女の部屋で亡くなる)とも親しかった。 モンクも彼女を称えた、パノニカ、を作曲した。 Thelonious Monk - Pannonica
http://jazzdiscnote.jp/JohnHammond.html
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