山川浩一のスタンダードジャズ入門、第6回 「円(まどか)のNY報告1(ハーレムライブ編)+ Autumn In New York」  山川浩一のスタンダードジャズ入門:
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第6回 「円(まどか)のNY報告1(ハーレムライブ編)+ Autumn In New York」(2006年10月放送)、MC正木まどか

山川浩一のスタンダードジャズ入門

山川浩一のスタンダードジャズ入門(ネットラジオ、podcast)

2006-2007年、日本ジャズ界の大御所かつ生き字引であった、ジャズピアニスト兼ボーカルの山川浩一先生が配信したpodcast。スタンダードジャズの名曲の解説。MCは、ジャズ歌手の正木まどか。

途中、先生が亡くなられた後は、正木まどか、が中心になり暫く引き継ぐ、


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第6回 「円(まどか)のNY報告1(ハーレムライブ編)+ Autumn In New York」、MC正木まどか (2006年10月放送)


・第6回に入る前に、山川先生の久々のワンマンライブ?を10月27日金曜日、上野アリエスで、行うことになりました。名人芸の弾語りを始め、今は、誰も演奏しない珍しい曲、多彩なゲストが、準備されているそうです。先生、一頃、自己宣伝をお願いします!

演奏予定曲など。

古い曲:
Because of you
https://www.youtube.com/watch?v=i-4zvArJDGg

新しい曲?:
New York State Of Mind
https://www.youtube.com/watch?v=e2m3bAxW2v0
Just the Way You Are
https://www.youtube.com/watch?v=8RGmSxVGzk8


・第6回は、特別編で、私、正木円のニューヨークレポートその1
 ハーレムライブ編 そして、ニューヨークにちなんで、山川先生の弾語り 
 Autumn In New York を お送りします。


▼正木円のニューヨークレポートその1

ハーレムに行った目的。

1.ライブハウス Showmans Jazz Club 出演
https://www.facebook.com/pages/Showmans-Jazz/238363696248559


3曲、歌った。

Fever
https://www.youtube.com/watch?v=JGb5IweiYG8
UNCHAIN MY HEART
https://www.youtube.com/watch?v=DVxAQ2rEtX0
Honwysuckle Rose
https://www.youtube.com/watch?v=Wa_gHQDeInw


滞在した近所のライブハウスにも譜面を持参して飛び入りした。

Lenox Lounge / レノックスラウンジ  など・・
https://worldlife.jp/archives/1947


が、小柄な正木は、14歳くらいの小娘と思われ、子供がビッチソング
(男をたぶらかす歌)を歌ってると笑われてしまった。

山川先生のレッスンのときも、女性でしか歌えないような歌をリクエストし
その手の歌を教えてもらっている。笑。

セッションに参加しても、待ち時間が多く、2時間待ったりした。

 

2.教会のミサでコーラスを歌う

ニューヨーク州立大のそばの教会で女性3名でコーラスを歌った。
日曜、10時、正装して、皆現れて、握手で始まる。

Peace (Horace Silver)
https://www.youtube.com/watch?v=pmtYs_k8WOE
Sometimes I Feel Like A Motherless Child
https://www.youtube.com/watch?v=2NDwW8onaoA


3.現地のボーカリストに歌唱レッスンを受ける

Melba Joyce でかかった。
https://www.youtube.com/watch?v=pLpF7ACWknw

Marion Cowings おかまぽい?
https://www.youtube.com/watch?v=kkcJhZmzchA

二人の先生に、正木は、発音と表現力を注意された。
ワンセンテンスで、すぐ、STOP。曲が進まない。
が、年に一度はNYで、レッスンを受けたいと思った、刺激的。

 

▼Autumn In New York

作曲:ヴァーノン・デューク Vernon Duke

ロシア時代、キエフ音楽院では、ピアニストのホロヴィッツ Horowitzなどと同窓。

貴族なので、ロシア革命を逃れて米国に行く。ロシア系ということで、

ジョージ・ガーシュウィンと親しくなり、共にクラシック曲も書いていたが、

ブロードウェイのためにレヴューやミュージカルの曲やポピュラーソングも書くようになった。


【作曲した著名曲】

格調の高い、渋い曲ばかり。作風が一般受けしない。ハイブロー。
難しいが、するめと同じ、噛むほど、よくなる。


Autumn In New York(Frank Sinatraがベスト、ブルックリン育ち)(NYは10月がよい季節)
https://www.youtube.com/watch?v=bmrb29W_Ktk

April In Paris
https://www.youtube.com/watch?v=AZxrvslGt5w

I Can't Get Started (言い出してるけど聞いてくれない)
https://www.youtube.com/watch?v=fxTlCS2FN0I

Takin' a Chance on Love
https://www.youtube.com/watch?v=zojVj99LIi8

Cabin In The Sky
https://www.youtube.com/watch?v=RzbMv3a1DzM

What Is There To Say
https://www.youtube.com/watch?v=e1pZ-YjIMws

ジョージ・ガーシュウィンが亡くなったとき、未完成だった
Love Is Here To Stay も ヴァーノン・デュークが完成させた。
https://www.youtube.com/watch?v=qq57pw67ttw

なお、ヴァーノン・デュークは、ロシア?で、詩人としても有名だった。

Autumn In New York は、自分で作詞もしている。


山川先生の弾き語りをお聞きください。



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