第78回は、1953年のヒット曲、美人シンガー、ジュリー・ロンドン(JULIE LONDON)のナンバーでお馴染みの「Cry Me A
River」をお届けします。
http://www.youtube.com/watch?v=DXg6UB9Qk0o
ちょっと前、イギリスITVテレビの公開オーディション番組「Britain's Got Talent(イギリスには才能がある)」でセンセーションを巻き起こした、スーザン・ボイルさん。48歳のど素人のおばさんですが、歌が目茶うまく、辛口審査員を黙らせて、世界中の話題をさらった彼女が、10年前にチャリティCDに吹き込んでいたのが、この曲、「Cry
Me A River」です。
スーザンさん、ジャズスタンダードが、好きなのでしょうか?デートもキスもしたことがないというスーザンさんですが、男女関係のドロドロを描いたトーチソングをしっとりと聞かせています。
記事
http://news.goo.ne.jp/article/newsengf/world/newsengf-20090417-03.html
スーザンさん、cry me a river を歌う。
http://www.dailyrecord.co.uk/videos-pics/entertainment/videos/2009/04/16/exclusive-susan-boyle-s-first-ever-music-release-listen-to-it-here-86908-21283593/
さて、曲の解説ですが、ネット情報によると、以下のようになります。
アーサー・ハミルトン(Arthur Hamilton)が1953年に作詞・作曲。
1955年の映画「皆殺しのトランペット」に挿入される予定だったが没になる。
しかし、映画を企画した俳優のウェッブが、ハミルトンの曲を惜しみ、自分と離婚したばかりの元女優のジュリー・ロンドンに、「Cry Me a
River」を紹介した。やがて、彼女が歌を習っていたジャズピアニスト、「Route 66」の作者として有名なボビー・トゥループ(Bobby
Troup)がプロデュースし、大ヒット。
アルバム「Julie Is Her Name 」からのカッティングしているが、guitarのBarney Kessel(バニー・ケッセル)と
bassのRay Leatherwood(レイ・レザーウッド)によるシンプルな伴奏にしたことが高く評価される。後に、ジュリーはボビーと再婚。
続いて、少し怖い?歌詞大意です。
私を裏切っておいて、今さらよりを戻したいですって。
無理ね。
あなた、寂しくて、一晩中、泣いたんだって?
私はあなたのせいで、何度も、川のように涙を流したの。
今度は、あなたが、泣く番よ。
せいぜい、川ができるくらい、たくさん涙を流しなさい。
では、山川ファミリーの演奏で、お聞きください。「Cry Me A River」
山川浩一
http://www14.plala.or.jp/inu789/yama/
正木まどか
http://www.madocamasaki.com/
高井健
http://www.geocities.jp/onhermajesty_s/
山川浩一のスタンダードジャズ入門
http://www.voiceblog.jp/yamafan/
|