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第88回 Over The Rainbow 1939 ゲスト はっち 高井健

第88回は、映画「オズの魔法使い」のテーマソングとして有名な1939年の名曲「Over The Rainbow」を紹介します。

その前に、また懲りない管理人が、寒いジャズギャグ海外編を披露するとのことです。すみませんが、しばらく、お付き合いください。


○寒いジャズギャグ海外編

納豆王コールと呼ばれたジャズ歌手は?
「納豆キングコール(ナット・キング・コール)」
http://www.youtube.com/watch?v=dCYApJtsyd0


セクシーな女性にあそこが敏感だったジャズピアニストは?
「もっこり旦那(マッコイ・タイナー)
http://www.youtube.com/watch?v=aTrb4iOiDpo


来日して、トイレで、大と小の区別がつかなかった歌手は?
「大は?小は?(ダイナ・ショア)」
http://www.youtube.com/watch?v=3JucCiBNizc


仮面舞踏会で黒いお面をつけていたジャズ歌手は?
「仮面、真っ黒え(カーメン・マクレーン)」
http://www.youtube.com/watch?v=aKvXW0WWEDI


酒井法子をして、同性愛の女性ばかり、指導していると言わせた、トランペッターは?
「弟子がレズピー!(ディジー・ガレスピー)」
http://www.youtube.com/watch?v=wkvCDCOGzGc
http://www.youtube.com/watch?v=ZO1uMjz3n3w


最初にUFOを目撃したジャズピアニストは?
「ビル、円盤っす!(ビル・エバンス)」
http://www.youtube.com/watch?v=a2LFVWBmoiw
http://www.youtube.com/watch?v=rQUUuglyFjI

⇒正木、はっちさん、今回は、座布団、一枚くらいかな!


曲の紹介に入ります。

作詞のEdgar Yipsel Harburg エドガー・イップ・ハーバーグと作曲のHarold Arlenハロルド・アーレンは、以前、It's Only Paper Moonなどで、なんども紹介したので省きます。

村井陸男先生のジャズ詩大全によると、この曲の出来たいきさつは以下のとおりです。
アーレンが、妻の運転で、映画に行く際に、ロスのサンセット通りの楽屋の前で、突然、メロディが浮かび、車の中で、メモしたそうです。しかし、最初は、ハーバーグがカンサスの田舎者の感じじゃないと反対。親しかったアイラ・ガーシュインに聞かせて、単純明快なコード進行と曲調に直して、合意を得る。さらに、その後、MGM映画の幹部たちが、子供向けの歌にしては、音域が広すぎる。難しいとクレームを入れて、「雨に歌えば」などの作詞でも著名な、プロデューサ、アーサ・フリードの尽力で、やっと、採用になったそうです。


歌詞大意です。


世界が希望を失っているとき、
どしゃぶりと雨雲で真っ暗なとき、
神様は、魔法の道、つまり、虹を、太陽へと、かけてくれる。

虹の彼方の、空が青いところに、子守唄で、聞いた場所がある。
そこでは、どんな夢でもかなうの。

虹の彼方のその場所では、青い鳥が飛んでいる。
幸せの青い鳥が、虹を超えて飛んでいけるのなら、
私にも絶対できると思うの。

では、山川ファミリーの演奏で、お聞きください。「Over The Rainbow」


山川浩一
http://www14.plala.or.jp/inu789/yama/
正木まどか
http://www.madocamasaki.com/
高井健
http://www.geocities.jp/onhermajesty_s/
山川浩一のスタンダードジャズ入門
http://www.voiceblog.jp/yamafan/



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