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第93回 I Love Being Here With You 1960 正木まどか ゲスト高井健

第93回は、1960年のナンバーから、「I Love Being Here With You」をお送りします。ペギー・リーの曲で、正木の持ち歌でもあります。
http://www.youtube.com/watch?v=NdJOJxe63ZY


最初に、91回に続いて、10月末発売予定の正木のファーストCD「Girl Meets Boys」について宣伝。
http://www.madocamasaki.com/


曲の紹介に移ります。

作曲のBill Schluger ビル・シュラガーは、ネットで、情報が見つかりませんでした。

キャピトルレコードで、ペギー・リーやナット・キング・コールやナンシー・ウィルソンの作曲をいくつかやっていることしかわかりませんでした。


作詞は、歌っている、ペギー・リー自身がやっています。ペギー・リーは、いまさら、解説の必要もない米国の大歌手ですが、ネット情報を要約すると以下のようになります。

1920年に生まれ、2002年に亡くなる。ノースダコダ州で生まれ育つ。7人兄弟の末っ子で継母にいじめられる。ラジオから流れる歌だけが、慰めの少女時代。地元のラジオ局やレストランなどで働くが、17才で、家を出て、ロスに移る。その後、ベニー・グッドマン楽団の歌手になる。

1943年3月、ペギーはグッドマン楽団のギタリストであったデイヴ・バーバーと結婚する。その後2人は楽団を脱退。ペギーは音楽活動を休止して娘ニキの養育に専念。しかし彼女は1944年には、キャピトル・レコード所属として復帰。このレーベルで彼女は数多くのヒット曲を発表します。多くはペギーとデイヴによる作詞・作曲ですが、やがて、デイヴと離婚。その後は、歌、映画、テレビと大活躍の日々を送ります。彼女は、ソングライターとしても活躍し、ジャニーギターなどの自曲以外に、ディズニー映画『わんわん物語』で使用された曲なども書いたそうです。

管理人の持っている、ペギーのDVDの映像を見ると、離婚前でしょうか?家族で、水遊びをしている映像、夫のギターで歌っている映像、キャリアウーマンの格好で、とんちのあるパフォーマンスのミュージックビデオ、などなど、懐の深い、多才な人だったようです。


○けんちゃんの補足
MAYAは、昔から、歌っている。ごく普通の曲。
http://www.point-a-office.com/maya/

Diana Krallダイアナクラールのライブ版はすごく早口。
http://www.youtube.com/watch?v=D-4JozCpjT0

ひねったアレンジが、うれしいと思う。シンプルな曲はストレートにかっこよくやるのも手。
難しいことだけど。


○正木の補足
この曲、正木は、山川先生にすすめられた。
その映像では、ペギー・リーはオープニングで歌っていた。
短め、間奏のないアレンジ。正木もそれに習った譜面を持っている。


歌詞大意です。

あたし、あなといるのが、好き。
あなたと一緒なら、東西南北、どこに、行こうが、かまわないの。
どしゃぶりの中、歌って、笑って、恋は、天気のように、くるくる変わるわ。
だけど、あなたがいて、あたしの名前を呼ぶ限り、恋は快適なゲームなの。
素敵なワイン、食事、風景、全部大好き、あなたといる限りはね。


では、正木まどかの歌で、お聞き下さい。「I Love Being Here With You」


山川浩一
http://www14.plala.or.jp/inu789/yama/
正木まどか
http://www.madocamasaki.com/
高井健
http://www.geocities.jp/onhermajesty_s/
山川浩一のスタンダードジャズ入門
http://www.voiceblog.jp/yamafan/



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