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第96回 The Things We Did Last Summer 広瀬麻美 1946 ゲスト高井健

第96回は、1946年のナンバーから「The Things We Did Last Summer」を紹介します。


ここで、管理人から、この曲に合わせて、正木の人生で、印象に残っている学生時代の夏の思い出を語ってくれとの要望がありました。
⇒が、正木の話しは出ず。正木は高校まで、部活(バトミントン)と勉学一途だった。大学に入ってからは、ジュリアナ全盛期?で、遊んだ。クラブで踊って朝帰りの日々をすごした。夏のきれいな思い出は、高崎時代?にある。


何でも田舎の男子高校生だった管理人、ガールフレンドも当然いず、悶々と、汗を流して、夏休みは、部活をしながら、すごしていたそうです。当時の田舎ではうわさがあったそうです。東京の高校生は、夏、新島や色根島に行くと、どんな男の子も女の子も相手が見つかりカップルが出来て、結ばれるらしいと。そんなLOVE LOVEの天国の島が、東京には、あるらしい。羨ましくてたまらなかったとか。


○ここで、実際に、高校時代に、新島に行ったけんちゃんの体験談。高校時代、クラスに溶け込めないバイクなどのやんちゃ仲間、十一名で、まず、二年生の夏に、ナンパ目的で伊豆の島に出かけた。くそ熱い船で、船中一泊で、耐えて出かけたが、男性ばかり多く、女性は少ないので、争奪戦に敗れた。けんちゃんグループは、八王子のシャイボーイ集団なので、声かけも難しい。しかも全員が互いに監視しあい、足をひっぱりあい何もできず。男同士で楽しんでしまった?ラーメン屋で中華三昧がでて驚いた。台風で帰りが一日遅れた。そこまでして、ナンパされにゆく女の子も大変だ。なお、高校三年の夏、上記、十一名のうち数名、けんちゃん、不参加だったが、再挑戦し、彼岸を達成したツワモノもでた。

正木によると、現在の日本女性は、新島の代わりに、恋を求めて?バリ島に行くようになった。現地の男性は優しいとのこと。

続いて、曲の解説に入ります。


○けんちゃんの解説
正木のCDの収録曲の候補にも上がった。日本では、あまり歌われない曲である。同曲が入ったCDをたくさん所有しているが、お気に入りは、「Boy Meets Girl」。Sammy Davis, Jr.(サミー・デイヴィス・ジュニア)とカーメン・マクレエ Carmen McRaeのデュエットのアルバム。
http://www.audio-visual-trivia.com/2009/06/carmen_mcrae.html


この曲は、シナトラ、ディーン・マーチン、ジョー・スタッフォードなど、それなりに、カバーされている曲なそうです。

作詞のSammy Cahnサミー・カーンは、Day By Dayでも以前、紹介した大作詞家ですので、省略します。

作曲のJule Styne ジュール・スタインは、ユダヤ系で、1905年、イギリス生まれ。8歳よりシカゴに移り、Chicago Musical Collegeで学ぶ。その後、ブロードウェイやハリウッドで作曲家として活躍。1994年に亡くなったとネット情報にあります。

代表曲に、以下のようなものがあります。


It's Been a Long, Long Time
I Fall in Love Too Easily
Just In Time
The Party's Over
Time After Time
People


さて、歌詞大意です。


月明かりの湖で、ボートにゆられていた二人。
お気に入りの音楽を口ずさみ、踊り明かした二人。
朝早くから自転車に二人乗り、ランチボックスをあけて休む。
と、突然の雨に濡れて、急ぎ帰る二人。
長い冬の間、君とすごした避暑地の夏を、ずっと思い出しているよ。


あのときの約束がほころび消えたように、秋、木々の葉が朽ちていった。
何が悪かったのだろう?うまくいきそうな恋だったのに。
長い冬の間、君とすごした避暑地の夏を、ずっと思い出しているよ。


では、広瀬麻美さんの歌で、お聴きください。「The Things We Did Last Summer」



広瀬麻美
http://www14.plala.or.jp/inu789/yama/hirose-cd.htm
山川浩一
http://www14.plala.or.jp/inu789/yama/
正木まどか
http://ameblo.jp/madocamasaki/
高井健
http://www.geocities.jp/onhermajesty_s/



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