Podcast 山川浩一のスタンダードジャズ入門 補足情報 放送リスト
第97回 正木まどかCD「Girl Meets Boys」特集1
Alright Okay, You Win 1955 ゲスト高井健
《正木まどかCD「Girl Meets Boys」発売中!》

http://ameblo.jp/madocamasaki/

第97回は、正木まどかCD「Girl Meets Boys」特集 第一弾 として、1955年のナンバーから「Alright Okay, You Win」を紹介します。なお、CDは、アマゾンでもディスクユニオンでもタワーレコードでもHMVでも購入可能です。よろしくお願いいたします

その前に、CD制作の裏話、打ち上げ、ジャケット撮影、ジャズ雑誌のインタビューについて語れとのことなので、お話しします。

OKが出せる表情を作れるようになるまで時間がかかりました。午前にスタジオに入り、終えたのは真夜中でした。正木のアイディア=バラの花を使う、男物のワイシャツを着るなどは没に!

インタビューは、ジャズ批評と
http://www.jazzhihyo.com/
スイングジャーナルで、やりました。

歌以外のことも今後、積み重ねて、真実味のある歌が歌える歌手になりたいです。

では、曲の解説に入ります。健ちゃん、お願いしますね。

単純なブルースですが、ビッグバンドで、ドンと一発やる曲です。ジョー・ウイリアムスは、かっこいい黒人歌手でした。 「Alright, okay, you win」は、1955年、作詞作曲メイム・ワッツ & シド・ワイチ(Sid Wyche/Mayme Watts) によるもので、カウント・ベーシー楽団でジョー・ウイリアムスが唄い、ヒットしました。正木の好きなペギー・リーなど、他の歌手もたくさん歌っています。

メイム・ワッツについてはわかりませんでしたが、シド・ワイチは、娘さんが書いた情報が、ネットにありました。それによると、 1922年生まれ、1983年没。バージニアに生まれ、海軍を退役後、ジュリアード学院で学ぶ。その後、作曲家として活躍したとあります。子煩悩な父親で、クリスマスプレゼントを買うために、「Alright, okay, you win」を僅か100ドルで売ったのだとか。家庭生活でも音楽がいつも満ち溢れていて、娘さんは、合唱や楽器を教わったそうです。

男性が歌場合の歌詞大意です。

OK、この恋は、君の勝ちだ。
そっこん、惚れちまった。
君の言うことはなんでもするぜ。
さて、何から、しようか。
僕の願いは、僕が愛するように、君も僕をとことん愛することだ。
それが、全て。悪くないだろ。

正木は、そもそも、山川先生の薦めで、この曲を歌い始めた。CDに入れたかった曲。

では、「Alright, okay, you win」、正木の歌で、お聞きください。
なお、曲は途中までで、全曲は、流れません。
最後まで、聞いてみたい方はぜひ、CDの購入をお願い申し上げます。


山川浩一
http://www14.plala.or.jp/inu789/yama/
正木まどか
http://www.madocamasaki.com/
山川浩一のスタンダードジャズ入門
http://www.voiceblog.jp/yamafan/


Back