![]() |
Athletic Taping Therapy | ![]() |
![]() |
テーピングの方法というのはいろいろあるのですが、当院で主に行っているのは写真左側の非伸縮性のテープを使った関節の固定を目的としたテーピング(これが一般的にテーピングと呼ばれているものです)と、右側の伸縮性のテープを使った筋肉の働きを助けたり、筋肉の動きを制限したりするテーピング(キネシオテープなどと呼ばれています)の二種類を主に行っています。痛みがあるけれどどうしても試合や練習をしなくてはいけない場合とか、以前に故障した箇所にまだ不安がある場合など、広い用途と目的で使われています。他の治療と併用する場合には100円〜500円の大変リーズナブルな料金で施術を行っていますのでご利用ください。またお気軽にお問い合わせください。メールでのお問い合わせはこちらからどうぞ。
症例その1:「足関節のテーピング」
![]() |
@ 足を洗うか、濡れタオルで拭くなどして清潔にし、足関節の角度を90度に保ちます。テーピングが終了するまでこの角度を保ってもらいます。結構きついので、テープを行う者は手早くやらなくてはいけません。 |
![]() |
A 皮膚の保護のためにアンダーラップを巻きます。このとき粘着スプレーを吹きかけてからやる場合もありますが、当院ではやっていません。 |
![]() |
B アンカーテープを巻きます。これから貼るテープの起点となるテープです。本来はアンダーラップと皮膚をまたいで貼るのですが、皮膚の保護のためにアンダーラップの上に貼ります。 |
![]() |
C ホースシュー(足の横の動きの制限)とスターアップ(足の縦の動きの制限)を貼ります。2〜3枚ずつ少しずつずらして貼っていきます。 |
![]() |
D ヒールロック(踵の固定)とフィギアエイト(外反と内反の制限)を貼ります。 |
![]() |
E 最後にもう一度アンカーを貼り、今まで張ったテープがはがれない様にします。これで完成です。競技や練習の2、3時間前に貼って、少し慣らしてからプレーするのが理想です。 |
症例その2:「指のテーピング」
第2指近位指節間関節の固定
指の突き指損傷のテーピングです。程度にもよりますが、普通は急性期には副子などで固定します。その後の回復期や運動への復帰時にこのようにテープを行います。突き指というと軽く考えられがちですが、処置が悪いと節が太くなってしまうことがありますので、急性期における固定が重要です。また「突き指は引っ張れば治る」という人がいますが、これは間違いです。脱臼した場合には引っ張りますが、突き指の場合には絶対に引っ張ってはいけません。突き指損傷は主に靭帯の損傷ですから、引っ張ってしまうと靭帯のダメージを拡大することになってしまうので、突き指した場合にはとりあえず冷やし、指が動かないように固定し安静を保つことが重要です。
症例その3:「腰のテーピング」
腰へのキネシオテーピング
これは腰を支える背筋をサポートする目的と、前屈したときに痛みがあったために前屈を制限する目的で貼っています。この場合も急性期にはさらしで固定をして安静を保つように指示しました。その後仕事へ復帰する際に前屈などに不安があったためにテープを施しました。これも貼り方は一定ではなく、例えば野球やゴルフなどで体をひねったときに痛みがある場合にはおなかの方まで貼る場合があります。
症例その4:「膝のテーピング」
膝へのキネシオテーピング
これは膝をひねって負傷した例です。急性期にはガッチリと固定をして、ある程度回復したのでテープを貼りました。目的は膝関節を伸ばす筋肉で膝関節を支えるのに最も重要な働きをする筋肉である大腿四頭筋をサポートする目的と、膝の屈曲制限を目的に貼りました。膝のキネシオテーピングの場合、膝のお皿を出して貼る場合がありますが、今回は屈曲制限を強くするためにお皿の動きも制限する必要があったので、お皿の上に貼りました。膝の場合もケースバイケースです。
症例その5:「肘のテーピング」
肘へのキネシオテーピング
ちょっとわかりにくいですが、これは肘の上腕骨外側上顆の痛みに対するテーピングです。一般にテニス肘と呼ばれているものです。普通は手首や指を伸ばす筋肉と腕を外側にひねる筋肉をサポートする目的で貼るのですが。この場合には手首や指を曲げる筋肉にも貼り、さらに手首の運動制限を加えるために手首に非伸縮性のテープを貼っています。これはテニスの練習前に貼ったものです。
テーピングには基本となる貼り方がありますが、症状は人によって異なりますのでその都度貼り方も変えていかなくてはいけません。症状の程度とテープを貼る目的をしっかりと踏まえることが必要なのです。