コ ラ ム 2007 〜管理人のひとり言・・・〜 Column
酒田港展望台
名残りおしい旧校舎 〜卒業生の方ごめんなさい…〜 11月2日(金)
本日は午後から天候が回復してきて、その陽気に誘われ遊佐町まで行って来ました。先月より高瀬小学校の旧校舎解体を行っています。10月の中旬まではほとんど仮設工事が中心で本格的な解体はここ1週間〜2週間の話です。それがもう上屋は面影がまったくと言って良いほど有りません。この校舎で育った人たちにとっては寂しいかもしれません…。新しい校舎が完成したときには地域の方々に大変喜んでいただいたんですが、今回はあったものを壊すというマイナスイメージがついて回ってくるせいか寂しいという言葉ばかり聞こえてきます。実はこの旧校舎の解体を請け負っている建設業者の社長も旧校舎で育った同窓生の一人。仕事として請け負ったのは良いけど、内心寂しくてしょうがない複雑な心情なのでしょう。思えば私の母や叔父、叔母、従兄弟もこの旧校舎で育った訳ですから同じ心情なんだろうなぁ〜。
まあ、ここは考え方を変えて子供たちにいい環境を提供するための過程なんだと捉えましょう。旧校舎が無くならないとグランドとプールを整備することができないわけですから。ポジティブに、ポジティブにといったところでしょうか?
しかし、建てる時は1年や2年の歳月をかけて建築するんですが、壊すのはあっというまですね…。あの調子だと今日中には上屋が全てなくなるなぁ…。でも今まで旧校舎に隠れていた新しいアングルから新校舎を見ることができて新鮮な感じも受けました。ちょっとした発見に得した気分で帰路に着きました。

親の存在価値 〜今時の親ってどうなのよ?〜 10月17日(水)
すっかりサボっちゃいました、久々の更新です。つい先日このコラムの1ファンのW氏より最近更新が滞っているとの指摘メールが届き、早速ネタが無いかとネタ探しに夜の街に…って違った、色々と世の中の動向を注目していました。
今話題沸騰中といえば良くも悪くも「亀田親子」ですね。皆さんこの親子どう思います? 実はこの亀田親子私自身は以前から好きになれず、余り興味が有りませんでした正直なところ…。その感情は今問題になっていることも含め変わっていません。確かに、今のスポーツ界はヒーローを欲しがっているし、花のある人間を探しています。でもそれはきちんとした人格があって初めてヒーローに成り得ると考えます。亀田兄弟はまだ二十歳前の「少年」です。彼らにそれを望むのは酷かもしれませんが、それを諭すのは親である親父のはず…。その親父が大人になりきれていない親という感じで共感が持てないというのが率直な感想です。以前からトレーナーである親父も一緒になって「少年」たちととる悪態の数々。トレーナーの前に1人の親として自分の子供を教育しろと言いたい!!
ボクシングの世界って相手を威嚇するだけ威嚇して試合をしますよね。でもそれはそれでいいと思うんですが、負けたにもかかわらず勝った「世界王者」を称えることもせずにメディアの前から姿を消す。この態度ってスポーツマンシップに反していませんか?
以前、同じボクシング界に辰吉丈一郎という選手がいました。彼も自由奔放な言動でメディアに取りざたされましたが、彼と亀田兄弟の決定的な違いは、辰吉は試合後に相手を称えるコメントが結構有りました。しかし、亀田兄弟・親子には一切そのようなコメントが無いということ。そういう意味では辰吉は大人だったと思うし、スポーツマンだったと思えるのです。それと試合前のおかしなショー(演出)は辞めてもらいたい。いいボクシングをファンに見せること自体がショーになるのだから歌を歌うのはいかがなものか?やらせているメディアにも責任があると思う。今更色んなことをメディア自体が批判しているけど最初から「歌」はおかしいでしょ?
さて、前段が長くなってしまいましたが負けた後の潔さや謙虚さを教えるのがトレーナーでも有り、親でもある親父でしょう。この問題なんか「朝青龍問題」にも似てはいないでしょうか?
立場的に上の人間である親や師匠がまずは一人前の大人になるために教育しなければならないこときちんと教えていない。勝てば何でもやり放題、このやり方が正しいとは決して思いません。こんな状況が最近顕著に見受けられます。私たちが子供の頃は町内に恐い親父が必ず一人はいて、その恐い親父が他の子供たちを平気で怒っていました、良いことは良い、悪いことは悪いと…。今時の親は自分の子供にも怒れず、もちろん他人の子供にも怒れず、自分の子に関しては目に余る寵愛。ちょっと世の中おかしくなってはいませんか?
親の給食費滞納問題、上記の朝青龍、亀田親子、そして時津風部屋事件とそんな世の中から発生してきた産物といっても過言ではありません。 全て人のせいにし責任を逃れようとする親たち…、皆さん学校が悪い、誰それが悪い、政治が悪い、時代が悪いと言ってませんか?
自分の子を運動会で人間ピラミッドの1番上にしろとか、けんか相手の子供を転校させろとか、自分子の安全を100%保障しろというおかしな要求をする親たち。悪い悪いと言っているだけで何も行動を起こさない。行動を起こさず周りが変わるわけが無いじゃないですか。まず子供の教育は親ありきです!
ケンカの仕方も分からない子供に育てないためにももう一度自分を省みてみましょう。私も一親父として頑固な恐い親父になりたいと思っています、良いものは良い、悪いものは悪いと他人の子に対して怒れる恐い親父に…。仕事も同様です、良いものは良い、悪いものは悪いとはっきり言える人間になりたい、大人として…。

頑張っている人ってきれいですよね。〜前向きに行こう!〜 9月3日(月)
いつの間にかお盆も、夏の甲子園大会も終わって涼しくなってきました。1ヶ月ぶりのコラムの更新です。すっかりサボっちゃいました…。夏の疲れなど出ていませんか?
私といえば先日健康診断の結果が届きまして例年稀に見るすごい結果となっていました。大体予想はついたのですが…、γ-GTPが基準値の3倍近く!!
まあ予想はついたんですが…。でも数字で示されると結構ショックでした、トホホ…。節制しなきゃね、やっぱ休肝日作らないとダメかなぁ。ここ6年ぐらい休肝日という休肝日無いんですよね。お医者さんからは「完璧な飲みすぎです」と一言で済まされてしまいました。
そんな話はさて置いて昨日の女子マラソン良かったですねぇ〜。感動しました、土佐さん。39km付近でズルズルと5位に後退したにもかかわらず、40kmで3位にランクアップしての銅メダル。みんな後退した時はもうダメかなって思いませんでした?
走り終えてからの彼女のコメントが良かった。「前のランナーの背中が見えたとき落ちて来い、落ちて来いと呪ってました」”呪ってました”半分冗談だと思いますがでもこの諦めない気持ちと前向きな姿勢、すぐに諦めてしまう現代人に喝っ!!ですね。この土佐さん大会直前に怪我をして引退も考えたほどの追い込まれていたようです。3位になった時点でも「前の2人も落ちて来い」と願ってたそうです。3位になってもまだ前を向いていたんですね。感服です。旦那さんも40km付近から一緒に側道を走り土佐さんに声をかけ励ます。「めずらしくいいところにいてくれた」この言葉が表すように苦しいところで一番いてほしい人からの声援。う〜ん、いい話だ。
人間って楽な方に楽な方に流されるサボりたがりの動物。でもこんないい前向きな話を聞くと自分も頑張んなきゃって思いますよね。特にスポーツの世界なんてシナリオの無いドキュメンタリーですから、ドラマ見て感動するのとはちょっと違うものが有りますよね。あの佐賀北高校もそうでしたけど…。やればできるんだ!前向きに生きて行きたい!そう思った瞬間でした。よしっ!休肝日作ろう…。

梅雨明け、いきなり猛暑日 〜29年前の追憶〜 8月4日(土)
梅雨明けしたと思ったら、連日の猛暑日!! 何をしても汗が噴出してきます。昨日の猛暑は37.1℃を酒田で記録したそうです。酒田が全国で一番暑かったらしい…。仕事をしていても紙が腕にまとわり付き、いくらエアコンをつけても涼しげという感じにはならない。ちょっと外に出ればモワァ〜と重苦しい空気までもが体にまとわり付いてくる。不快指数100%。ラジオで聞いたんですが29年前(昭和53年)に酒田で40.1℃を記録したことが有りましたがそれも8月3日だったそうです。29年前のその日のことは鮮明に覚えています…。
私は小学校5年生でその日は酒田商業高校のグランドで野球の試合をしていたんです。私は試合には出なかったんですが、気温が上がりベンチでボォーとしていた私は気分が悪くなり試合途中でベンチを外れました。酒田商業のグランドには大きなけやき(だと思う)の木が有り、その木陰で横になりお休み状態…。今で言えば熱中症という奴です。気分が落ち着いたのは試合が終わった頃で、何が悔しかったというと他のメンバーが私がそういう状態で休んでいたことをまったくもって認識していなかったこと。つまり、私は試合中ベンチにいてもいなくても関係ない存在だったということか!?
この年の2年前の秋には酒田大火が有り、まだまだ復興していなかった時期で焼け跡の商店街には仮設店舗がたくさんあったのを憶えています。当時はエアコンなんてものはあまりなかったので仮設店舗(プレハブ)の中は相当の気温になっていたんじゃないかな?
試合が終わり気分がよくなって、仮設店舗に遊びに行ったなぁ〜。確かプラモデルを買いに行ったと記憶しています。
さて、昨日の猛暑にうって変わって今日は台風の影響で雨模様。本日の酒田花火大会も明日に延期です。毎年花火大会は親戚の家に集合です。最上川の河川敷で花火を上げるんですが、親戚の家はその河川敷の土手沿いにあるので屋根から見る花火は特等席なんですねぇ〜。明日は気分一新、花火見物といきますか!!

向上心もって… 〜前例を打破しよう〜 6月19日(火)
以前もこのコラム中に書いたと思うんですが、常に新しいことにチャレンジしてみたいと思っています。仕事の内容はもちろん、自分が興味を持てることについてこう思い続けているつもりです。「バックミラーに移ってきた景色ばかり見てては運転はできない」といった人がいます。これは今までやってきたことと同じことばかりしていては進歩がない、という意味を言っています。前の景色、これから出てくる景色を予想して運転しろということです。今日の毎日新聞(東京版)にこんな記事が載っていました。 〜以下抜粋〜
「杓子定規(しゃくしじょうぎ)」とは杓子の柄を定規に使うことだが、何がいけないかというと昔の杓子の柄は曲がっていたのだ。今はお役所仕事などの融通のきかないさまを表す言葉となったが、定規の狂いのせいで、払った保険料を払ってないといわれては国民はたまらない▲行政学者らにいわせると、役人の杓子定規とは「訓練された無能力」のことだという。いったん身につけた原則にこだわり続け、新たな状況の変化に対応できない役人にありがちな行動パターンを、米国の社会学者マートンがそう言い表したのだ▲この間の社会保険庁の仕事ぶりに驚かされて、そういえばと思い出したのがこの言葉だ。ただこちらは現実の変化に対応しそこなったというだけではない。パソコンのキータッチ数の制限をめぐる労使協定などを聞けば、文字通り人間を無能にする訓練が行われていたとしか思えない▲役人をめぐるマートンの指摘には「目標の転移」というのもある。こちらは規則通り仕事をすることが自己目的化し、公衆への奉仕という本来の目標が見失われることを指す。
皆さん思い当たる節は有りませんか? 「向上心」をもって今までの悪しき習慣を打破しませんか? まずは自分のできることから…。たまに役所に行くと毎日新聞の記事のような対応されるとき有りますよね…。「向上心」をもって「訓練された無能力」を打ち破ろう!!
同級生の家 〜25年前の追憶〜 6月18日(月)
6月と言えどもまだ梅雨入りの気配のない天気が続き少々バテ気味では有りませんか? 先週末、同級生の家の工事が着工しました。設計の依頼があってからすでに半年余り…、やっとここまで来たと言うのが実感です。私がそう思っているのですから施主である同級生は尚一層そう思っていることでしょう。
彼とは小学校、中学校と野球部で同じ釜の飯を食った同級生。旧知の仲であるがゆえにやり易い面もたくさんあればやり辛い面も有ります。こうして今着工を迎えられたことでホッとしています。新築する場所は我々が25年前に机を並べ学んだ中学校のすぐそば。懐かしい景色に誘われ、ふらっと中学校の校門前に行くと懐かしい校舎が25年前と変わらずに有りました。卒業して1回、高校のときに来た以来でしょうか?
約20年ぶりです。25年前は1学年270人で7クラスのマンモス校だったんですが、それも今は風前の灯で1学年2〜3クラスだそうです。みんな中心街から離れ、広い土地を求めて郊外に家を建てます。世の中の当然の流れなんでしょうけど寂しい限りです。敷地の西側には松林が生い茂っています。この松林、学校の校門の裏にあったためか通称「裏山(うらやま)」と呼ばれ、ここでのランニングはアップダウンが激しくきつかったものです。もうひとつこの「裏山」は怖い場所でもありました。練習中、練習後に先輩たちからよく呼び出された思い出多き「裏山」であります。もうお分かりでしょう、先輩からの説教、ケツバット等苦渋をなめた場所でもあります。今となってはいい思い出です。そんな思い出深い場所に同級生が家を新築し、自分に設計の依頼があるなんて運命を感じます。
余りにも自分に近い存在のである同級生からの設計依頼。施主が同級生ですから上手くいって当たり前。そんなプレシャーはひしひしと感じていますが、仕事という気持ちはこれまでより一層余りありません。同じ釜の飯を食った旧知の仲である彼の手助けをしたい。彼にとって人生で一番の大イベントに微力ながら協力したい。彼と彼の家族の満足した笑顔がみたい。それだけです。彼が自分を選択してくれたもの、敷地が中学校のすぐそばであるのも何かの縁だと思います。この出会いに感謝、神様にありがとう。
出てます、出てます、出てました。 〜雑誌広告掲載〜 6月2日(土)
いつの間にか2007年も半分近く過ぎてしまいました。本当にいつの間にかに過ぎていたという感じです。6月に入って酒田は爽やかな日が続いています。今日は快晴で外に散歩にでも行きたくなる天気です。
さて、皆さん日本で一番読まれている建築雑誌と言えば何かお分かりでしょうか? そう「日経アーキテクチュア」です、多分…。この雑誌私も愛読者の一人なのですが、一般の本屋さんには置いていません。年間購読をした人にだけ、ポスト投函方式にて届けられる逸品でありながら、それでも愛読者が多いという根強い雑誌です。設計事務所、ゼネコン、メーカーなどでは大体購読しているのではないでしょうか。
先日、その雑誌を眺めていたら…、何と「遊佐町立高瀬小学校」がとあるメーカーの広告に施工事例として載っているではありませんか!? 1社はうちの事務所に自社のカタログや雑誌広告などに載せたいということで連絡が有りましたが、もう1社は連絡がなかったのでビックリ。連絡のあったメーカーの広告に施工事例として掲載されることを知っていたので、その広告を探そうとページをペラペラめくっていました。そうしたら目的のメーカーの広告の前のページにも見たことある学校が載っているではないですか!?
意外な展開にちょっと得した気分でした。そうしたらそのメーカーの担当者から一通のメールが…。広告掲載のメールでした。「日経アーキ」以外にも「商店建築」4・5・6月号にも掲載しているとのこと。これまたビックリ!!ただ、事前に連絡のなかったメーカーは、昨年の秋に東京ビックサイトで行われた展示会に出展してくれたメーカーです。(コラム2006
11月16日付参照)ですから、すでに色んなところでこのメーカーの広告、ホームページに使用されているんですけどね…。

ちなみに掲載されているのは、「日経アーキテクチュア 5月28日号」の特別編集版「これからの学校2007」です。一度目を通してみてください…。あっ、そうそう「商店建築」もチェックしないとね。
巨大都市の中での癒し 〜新名所でのひととき〜 5月11日(金)
風薫る5月、皆様いかがお過ごしですか? ゴールデンウィークは楽しく過ごしましたでしょうか? 私はゴールデンウィーク前に東京に行ってきました。もちろん出張で…………。東京に行くとつくづく日頃歩きなれてなく、田舎の車社会に慣れ親しんでしまった自分を発見してしまいます。今回も前例に反することなく2泊3日の小旅行で足の裏に豆ができてしまいました。
さて、今回はあるメーカーのショールームを見学に行ってきたのですが、もちろん建築探訪も忘れはしません!!ミーハーな私は東京新名所「東京ミッドタウン」に行ってきました。
最近すごく感じているんですが、このところの東京の巨大ビルってみんな同じように見えます。ガラス建築ガ嫌いなわけじゃないんですが、やたらガラスを濫用している気がしてなりません。ガラスばかりでなんか無機質な感じになり過ぎてはいませんか?
流行と言えば流行なんでしょうが…それがみんな同じに見えてしまう原因になっていると感じるんです。ちょっと見飽きた感がします。そんな憂鬱な気持ちを癒してくれる場所が有りました!
ミッドタウン内にある「ミッドタウンガーデン」です。

緑・水・石…等の自然が一杯!!ほっとします。ごみごみした六本木の巨大ビルの片隅にこんな場所があると落ち着きます。以前にも書きましたがこういう外構をデザインすることが非常に大事なんではないでしょうか。都会の自然に飢えている感覚だからこそこういう緑溢れた外構のデザインが出来るんでしょうか!?
田舎はちょっと車で10分も走れば緑・水・石・滝・海…に触れることが出来ます。自然が溢れています、溢れていすぎて地元の人間はその有難さ、有益さに鈍感になっているように感じます。都会の人から見れば羨ましいことなんでしょうが…その恩恵を理解していません。隣の芝生は青く見えるとよくいいますが、まさにその通りで田舎の人間は娯楽が溢れている都会に憧れ、都会の人間は自然を羨ましく感じる。とにもかくにも、都会でも田舎でもこんなほっとできる外構デザインをしたいと思います。
この日は天気もよかったので外で弁当を食べているOLや、昼休みをくつろいでいるサラリーマンがたくさんいました。その一人が私だったんですけどね…。この後はというと、恵比寿でビールを片手にランチを取り、神宮球場で大学野球観戦とあいなりましたとさ。天気に恵まれた東京ミッドタウンでした。
「地域力」 〜我々にできることとは〜 4月19日(木)
先日コラムに書いたように我が子が小学校に入学しました。私の自宅は学区内では一番遠いところに位置しているので、朝は7時15分頃には家を出ます。子供の足で約40分ぐらいかかって学校に着くようです。歩くだけでも子供たちにとっては大変な登下校なのですが、下校ともなると違う意味で大変なんです。1年生は今のところ給食を食べて下校するのが大体午後1時半ぐらいで、うちのかみさんは途中まで散歩がてら子供を迎えに行ってます。当事務所の目の前の道が通学路になっているもんですから、たまに子供の声が聞こえると私は事務所の窓から顔を出すんですよ。しかし先日は1時半過ぎに携帯がなったんです、かみさんからでした。慌てた様子で、下校途中に子供たちがトイレに行きたくなったとのこと…。もうおわかりでしょう?
そう!、事務所のトイレを貸してほしかったのです…。友達はおしっこだったんですが、うちの坊主は大きいほうを…。事務所がちょうど中間地点なんですが、トイレを快く貸してもらえる家があると大変便利ですよね。こんなささやかな親切が非常にありがたく感じます。これも地域の力でしょうか、都会ではなかなか見られない光景かもしれません。地域力に感謝です。でも…大きいほうってうちの坊主もかましてくれるよなぁ…しかも事務所のトイレで鼻歌まで歌う始末…なんという大胆な奴。やっぱ将来大物だ…。
話は変わるんですが、スポーツジャーナリストの二宮清純氏が、北信越BCリーグ(四国アイランドリーグを参考にした野球の独立リーグ)を例に上げてこんなコラムを書いていました。
〜以下抜粋〜 
日本には、都市部と地方との間に大きな娯楽格差、文化格差が横たわっている。私自身も地方育ちゆえ、いかに地方にエンターテインメントが不足しているかを痛感してきた。伝統的な祭りや名産品はあっても、目新しく独自性の高い集客コンテンツはなかなか生まれてこない。そんななか、スポーツが観光資源、文化資源として注目されるようになった。最近よく聞くようになった「スポーツ・ツーリズム」という言葉は、スポーツと観光とを融合させようという動きを示すもの。北信越BCリーグは、こうした流れのなかで価値を提供していくことが可能だろう。
重要なのは、地域と企業と行政が一体となってリーグを盛り立てていくこと。「地域力」を結集することだ。地元の人々、企業、行政が一致協力してかつぐことができれば、北信越リーグは新潟、長野、富山、石川の神輿(みこし)となる。
この言葉は北信越BCリーグだけに言えることではなく、地方の有り方について言っている言葉だと私自身理解しました。この二宮清純氏の言葉に共感です。仕事でも観光でもエンターテイメントでも地元を盛り上げるためには地域の人々だけでもダメ、企業の力だけでもダメ、行政の力だけでもダメ。地域・企業・行政が一体となり融合してこそ始めて色んな意味で成功するのだと…。一歩踏み出そう、自分に出来ることから…。頑張ろう!!地方発!!地域力!!
入学式の思い出 4月10日(火)
今日は酒田市内の小学校で一斉に入学式が有りました。入学式ってあまり記憶に残ってないんですよね…。小学校も中学校も高校も大学も、ぜ〜んぶあまり記憶に残っていません。卒業式は感動的ですので鮮明に覚えているんですが、入学式はちょっとどんな感じだったかなぁ…、思い出せません。我が家の坊主も小学校に本日入学したんですが、恥ずかしながら親として初めて小学校の入学式に出席しました。上の娘の時には欠席しました。というか今まで子供の幼稚園、小学校の入学(園)式、卒園式とぜ〜んぶ欠席してました。というのも…自分の父親が一切学校行事には参加しない人だったんです。部活などの応援は別でしたが…。そんな訳で男親が入学式だとか卒業式には出席しないものだと思っていました。自分自身、周りの家もそんなものだと思い込んでいたんです。しかし時代は変わったんですね、今は何をするにしても夫婦揃って出席するんですねぇ〜。男親って何でも仕事があればそれが優先と思っていました、その気持ちは今でも変わらないのですが今回は坊主に「来てほしい」と言われ行ったんです。まあ、自分自身親父から出席してもらったことがなかったので、後にうちの坊主の記憶に親父が入学式に出席したという痕跡を残すのも悪くないなぁって感じで出ました。そうしたら何とうちの坊主が新入生代表で記念品をもらう大役を2、3日前に仰せつかりましてまたまたビックリです。毎年「1年1組1番の男の子」がその役をやることになっているそうなんですが、うちの坊主も前例に倣い「1年1組1番」という訳です。
さて、その大役どうなったかというと…いい味出しました!! 練習通りに名前を呼ばれ元気に「ハイッ!!」と返事をし、全校生徒の前に出て行ったまではよかったんですが…、PTA会長から記念品をもらうと「ありがとうございます」とお辞儀をせずにそそくさと自分の席へ…。席に戻ってから先生から諭されてもう一度PTA会長の前へ…。場内、爆笑?
失笑?の渦でした…。そのPTA会長って知ってる人なんですよね…。上の娘はその瞬間在校生の列の中で一人で怒っていたそうです。いやいやうちの坊主らしいなぁ…。しかしそんなことをも意に介さないうちの坊主は度胸あるんじゃない?
将来大物になる器か!?
彼にとっては記憶に残った入学式だったんではないでしょうか。もちろん親父にとっても印象に残った入学式でした。皆さんは入学式・卒業式にいつも出席していますか?
これからは出来るだけ出席するようにします。今日のコラムは親馬鹿なコラムになってしまいました、悪しからず…。
完成しました、酒田港リサイクル産業センター 3月27日(火)
昨年の12月より工事を進めてきた酒田港リサイクル産業センターが完成を迎えました。営業は4月2日からとなり、何とか平成19年度からの操業開始に間に合いました。実質的には3.5ヶ月という短い工期にもかかわらず施工にあたった関係者の頑張りで、無事事故もなく工期内に終了しほっとしているところです。今までやった仕事の中では一番の短い工期の中での施工でした。木造の事務所棟なんて木の建て方が始まったのが今月の7日で、形づいたのが20日ですから2週間!!
2週間でやっちゃいました!!やれば出来るんですね〜、つくづく感じました、人間やれば出来る!! ということは…、一般の木造住宅なんて1ヶ月程度で出来ちゃうの!?
考え方変わっちゃうなぁ…。
保管施設はテント屋根にして有りますが、これが発注者のたっての要望でして色も一番透過率が高い白にしてほしいということでした。保管した土を乾かすための配慮なんですね。その他はほとんど要望という要望がなく割りと自由にやらせてもらいました。設計も含め約半年の間、発注者とはいい関係が築かれまたひとつ私の宝(人脈)が出来ました。人と人とを結び付けてくれる仕事に感謝です。この発注者の社長さんは年齢も若く、私と同世代なものですから話が合うというか話題が同じだったりするんです。これからも公私共々のお付き合いをよろしくお願いします。

保管施設 保管施設

事務所 事務所
うわっ〜 ついに冬が来た? ついでに春も来た!? 3月9日(金)
1ヶ月のご無沙汰でした。今年の冬は暖冬暖冬と騒いでいましたが、ついに冬が来ました!? 先週は上着も要らずシャツ姿で外出しても問題ない天気でしたが、今週は全国的に冬型の気圧配置が強まりいきなり冬が来た感じです。もう春になろうとしている3月に…。ここ酒田でも朝起きたら何と20cmぐらい雪が積もってました。この冬の最高は5cm程度の積雪、しかもすぐ解けた雪でしたが今回は20cm!!我が家の除雪機もこの冬最初で最後?の出動でした。くもの巣が張っていたんじゃないかなぁ〜。しかし昨年の大雪、そして今年の暖冬と異常気象が続いていますが、これも地球温暖化現象の影響でしょうか?
久しぶりのコラムですが2月中は忙しかったんですぅ〜。プロポーザルが有りまして…1ヶ月悶々と提案を練っていました。こういうコンペやプロポーザルが入ってくると短期勝負なので、他の仕事を後回しにしてでもやらざるを得なくなります。もちろん他の仕事もやるんですけど優先順位が変わってくる…、〆切に提案書を提出できなければそこでアウトです。
提出しても当選しなければ仕事にはならない…次点も最下位も一緒で当選して初めてものになるんです。久しぶりのコンペ・プロポーザルということで、気合も入っていたもので2月はバタバタしてたんですよ。
巷の高校はみな卒業式も終わり、桜を待って今度は入学式といったところですが、例の高瀬小学校も体育館ができて初めての卒業、入学のシーズンを迎えています。関係者の皆さんに喜んでもらえると設計者として嬉しい限りです。桜並木を通って新入生が入学してくる…そんなシーンが頭に浮かんできます。こっそり見に行こうかな、入学式。
さて、どうなったかって? プロポーザル? 頑張った甲斐があって見事当選しました!! 協力していただいた方々にはこの場を借りて感謝申し上げます。突然の冬の寒気と共に当選通知が届きました。そういえば提案書に地球温暖化現象対策も盛り込んだなぁ。冬と春が一緒に来た今週の出来事でした。
人脈は宝だ!! 〜私の座右の銘〜 2月13日(火)
皆さんには座右の銘というものがありますか? 私の座右の銘は…このコラムのタイトル通り「人脈は宝」です。この言葉を自分の座右の銘に思うようになったのは6、7年前ぐらいからでしょうか…。6年前に地元酒田に帰ってきた私は以前の事務所を退職する時この言葉を色々な場で使わせてもらいました。会社が嫌になって辞めた訳でもなく、人間関係が嫌になって辞めた訳でもない、自分の道を歩いていくため、自分の意思を貫ぬくため辞めました。(なんか非常にかっこいいな〜この表現)私は自分の送別会でこの言葉を何度言ったことだったか…。1回の挨拶で何度も言ったわけでは有りません、何度も送別会を開催してくれた同僚・仲間がいたという訳です。持つべきものは友…ってな感じですかね。東京で12年も働いていればいろんな意味での人間関係も出来たし、その人達のおかげで自分も仕事が出来るし、生活も出来る。自分ひとりでは何も出来ない。そんな思いがこの言葉に詰まっている訳です。周りの人に確かに足を引っ張られることも有りますが、それよりもずっとずっと助けられていることの方が断然多い。誰も知り合いのいない東京で22歳の若僧(先輩にはよくバカ僧と言われていました…)が生活を始めるって孤独なんですよ。特に私なんか都会人に成りたくても成りきれないコテコテの田舎ものでしたから。そんな中助けてくれたのは他ならぬ同僚・友人・先輩です。
人と話をするのが面倒だとか苦手だという人が結構いますが、がんばりましょう。より多くの人と出会うことで人生かなり変わるはずです。少ないよりは多いほうがより人生をハッピーにしてくれることは間違いないんですから…。人と会うことによってその人から受ける物、感銘する考え方、パワー。そのことが自分の力や意識改革につながっていくものです。だから私は人と会うことを拒まないようにしています。その人の感性・考え方は人それぞれですが、参考になることは吸収すればいいし、自分に合わないなと思うことは選択しなければいい。それだけのこと…。でも会わなければ参考にする考えを吸収するチャンスも、選択しないことも出来ないということなんです。特に東京では仕事上の付き合いがほとんどでしたが田舎は違います。町内会、子供のPTA、母校の先輩後輩等々仕事以外の人間関係のほうが多いかもしれません。というより田舎は小さいコミュニティですから仕事でも、町内会でも、学校のPTAでもどこででもつながっているんです。仕事上だけというのはほとんど有りません。だから悪いことは出来ないっす、するつもりもないですけどね。
何故今日はこんなコラムを書いたかというと、はまっているんです「東京タワー」に。毎回見ては涙を流しています。私に涙は似合わねぇーと思うかもしれませんが、大の男も40近くもなるとかなり涙腺がゆるくなるんです。あの時代背景は自分が東京に出た頃と同じで、あの時の自分とオーバーラップさせてしまうんですね。オカンもいい味出しているし…病気に負けまいと気丈に生きているし…。ということでこんなコラムとなりました、今晩も昨日取った「東京タワー」また見ようかな。もちろん、横にティッシュ準備して…。

暖冬の影響有りますか? 2月2日(金)
先日出張で山形に行ってきました。酒田もそうですが、山形も見事に雪が有りません。無いどころか当日は晴天に恵まれ車の窓を少し開けながら運転するほどでした。暖冬ですねぇ〜。酒田は昨晩から今朝にかけて雪が5cmほど積もりました。今年の最高積雪です。今週末は日本海側で大荒れの天気だそうですので皆さん注意しましょう。
さて昨日は山形県立酒田東高等学校の校舎改築工事の引渡しが有りました。14ヶ月に及ぶ工事も終了。何だか寂しい気がしています。14ヶ月も通った現場にもう行くことがなくなると思うとやっぱブルーな気分になりますよね。当事務所は工事監理を委託されていたのですが、母校ということもあって自分が担当していました。母校の改築工事に携わることができ感無量です。他の現場はと言いますと…やっぱ暖冬の影響で進捗状況が予定出来高より実行出来高が上回っています。この時期にコンクリート打設しているものですから大変今年の天気には感謝といったところです、工期も短いので…。この冬は我が家で風邪を引いた人がいないんです、これも暖冬の影響でしょうか?
皆さんのお宅はどうですか? ここで気を緩めると風引いたりしますから気をつけてください。今日のコラムは取りとめも無いことを書いてしまいました。あ〜ぁ文章に勢いが感じられないなあ…。だらだら書いてもしょうがないので今日はこのへんにしておきます。
あけましておめでとうございます。 1月6日(土)
新年明けましておめでとうございます。いよいよ2007年がスタートしました。2005、2006に負けずとも劣らない、歯に衣着せないホンネのコラムを皆さんに提供していこうと思います。ここで書いた内容にご意見のある方はどしどしご連絡下さい、今年もこのコーナーをよろしくお願いします。
さて、当事務所は昨日が仕事始めでした。小春日和とも言っていいような天気だったので、昨年末から延び延びになっていた高瀬小体育館の竣工写真の撮影をカメラマンの方と共に行ってきました。やっぱり竣工写真はバックが青空じゃないと映えないですねぇ、改めて実感しました。いい写真が撮れたと思います、近日中に作品紹介コーナーに掲載しますので首を長くして待っていて下さい。高瀬小学校は校舎、体育館、屋外教育環境と整備が終わり、ある程度の完成形を迎えました。グランドとプールはまだですが…自分が頭に描いたものの80%以上は出来上がりました。「水空間を生かした学校」「学ぶことはもちろん遊べる学校」この2つが最大のテーマでした。今ここにこのテーマを実現した学校が完成し、無事に昨年末竣工式を迎え感無量です。是非、高瀬小学校に足を運んでみてください、私の意図したことが発見できると思います。気候が良くなる4月、5月なんて最高だと思いますよ…。