高瀬小学校 屋内体育館 屋外教育環境整備
1.池のビオトープ、せせらぎビオトープを中心とした水空間の創出 〜屋外教育環境〜
水の里と言われる高瀬地区にあやかり「水空間を生かした学校」「学ぶことはもちろん遊べる学校」この2つが最大のテーマでした。敷地東側のせせらぎと西側の農業用水から校舎中央の池のビオトープまで水を引き込み、滝のように流した水は水盤を通って池に流れ込みます。池に流れ込んだ水は校門〜昇降口までの桜並木のせせらぎビオトープを介し敷地東側のせせらぎに戻し水の循環を図ります。
2.伝統的風景との踏襲と近代的な外観の融合 〜屋内体育館〜
体育館の外観デザインは高瀬地区の伝統的な田園風景を維持するために、屋根トラスには木造大断面集成材、屋根材には瓦を使用した切妻屋根とし剣道の盛んな高瀬小にふさわしい和風の伝統的なデザインとしています。一方対照的に校舎と体育館とを結ぶ渡り廊下は全面ガラス張の透明な近代的な外観とし、伝統的なデザインと近代的なデザインの融合を図っています。
南東外観 東外観
北東外観 せせらぎビオトープ
西外観 玄関
池のビオトープ 池のビオトープ
アリーナ アリーナ
ITO ARCHITECT CO,LTD.
遊佐町立高瀬小学校
屋内体育館