安定化電源の製作
フレンド局から交流電圧計・電流計をいただきました。これをケースの前面に
取り付けてみますとケースの中がからっぽなのに気づき、安定化電源を組み
込むことにしました。部品はなるべく手持ちのものをつかうことにして、ケース
放熱器、電解コンデンサーを購入しました。
基板つきのキットは
秋月電子通商の「実験室用精密級定電圧安定化電源キット」を使用しました
    メータは、100 X 100mmの大型のものです。
ケースの穴あけは、ちょっとしんどいですが、部品の取り付けが
できると、配線は少ししかありませんのですぐに終わりました。


アイドリング電流用抵抗は、現在付けていませんが後日取り付け
たいと考えています。
出力電圧は、
DC13.8V付近に調整していますが基板のボリュウムで0.26V
から26Vくらいまで可変可能です。
配線は、簡単ですがワイヤーの色分けをしています。 


 電圧の調整は、基板の上方のアルミ板に穴を開けているところ
からドライバーをさしこみボリュウムを回して設定します。
電流調整ボリュウムは最大にしています。
 
 ヒューズの代わりに、手持ちのブレーカ(20A)を付けました。
安定化電源のところは、ヒューズホルダーに、5Aのヒューズを
入れています。


放熱器が小さいので定格の最大10Aはとても無理ですが10W
機くらいまではOKです。
AC100V取り出し用の、レセプタクルは3個付けました。
ここから無線機用の安定化電源(13.8V 30A)その他テレビ
等を接続しています。


 最近は、基板の半田付けが苦手になりました。半田付け後に
ルーペで点検しています。
基板は、組み立て後に動作テストをして上手く働くか確認します。   
部品リスト
部品 数量
安定化電源キット(秋月電子) 1
トランス(0. 14. 16. 18. 20V 10A)
電解コンデンサー(10,000μF 50V) 1
放熱器(110X70X35mm) 2
海軍型ターミナル(赤・黒) 2
圧着端子 13
ビス・ナット(3X15) 12
ビス・ナット(4X15) 10
ビス・ナット(5X20) 4
ラグ端子板(8P) 1
スペーサ(15mm・20mm・50mm) 12
レセプタクル 3
ACコード 1
スナップ・スイッチ(250V 6A) 2
ヒューズ・ヒューズホルダー 1
電圧計(AC150V) 1
電流計(AC15A) 1
ブレーカー(20A) 1
ネオンランプ(110V、赤、青) 2
コ゜ムブッシュ 2
ケース(295X145X205mm) 1
配線用ケーブル(赤、黒、白、黄、緑)


 安定化電源は、既成の電源がカッコ良くて、安く手に入りますが安定化電源の自作は
失敗することがほとんどなく、作った後に無線等に活用できる楽しみがあります。
各種のパワートランスを使った電源を作って楽しんでおります。