雑記帳

175.智恵子講座

智恵子講座09’を受講した

(智恵子講座09’内容はこちら)

1回目は「智恵子の生涯をたどる」

講師は金田 和枝さん(児童文学者)。

いろいろな奇遇を感じた講習会だった

間違いなければ金田さんとはお会いしている

仕事のエリア内にあり、一度訪問した事有る

その時お茶のみ話に、私の出身地を訪ねられ

お話ししたら、なんと初任地が私のまちの小学校だった

小鳥谷村小繋小学校!

そんな人が仕事のエリア内にいて驚いた事があった。

そして会場内でも、さきの大戦で初の東京爆撃地が

金田さんの住居の近くで、ゼームス坂を毎日

通っていた人が、現在県内にいて会場にもその人が

見えていた。

講座の内容は、智恵子の生きた時代はどんな時代だったのか

又その中で新しい文化を築いた人々はどんな人達だったのか

智恵子はそんな生き方したのか等

従来の視点に囚われず、お話あり

その後も光太郎とのこと

樹下の二人の頃の実家の事など新しい示唆に富む

お話に時間を忘れるほどだった。

最後の頃には女として、

家庭の経済の事、家事の事、更年期障害の事など

新しい見方もされ納得の出来る内容だった。

油絵を展覧会に出し、入選できなかったことが

一つの病気の入り口だと思うが

それに

更年期障害があれば決定的なダメージ

になるのは凄くわかる事

現代なら当然知り得ていることも

当時としては無理からぬ事だ

少しは真実に近寄れたかもしれない。

2009.02.21