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●腎臓病の養生
腎臓はソラ豆状の左右一対の臓器で、ここで尿を造り膀胱へ尿を送っている臓器
です。
また、大人の排尿回数は1日5回くらいが平均で、排尿量は1日1500mlぐらいが
正常値とされています。
漢方では、水滞又は水毒の病気といわれるように、体内の水分の調節あるいは
代謝をよくすることが養生法の一つのポイントといえます。
@ 水分・塩分・タンパク質が基本
(イ)急性の時は尿量が少ないため水分の多量摂取が西洋医学の原則ですが、
ミカン・ナシ・バナナ・ジュースなどのように体内を冷やすものは避けたほうが良い。
(ロ)食塩はムクミや血圧が高いときに制限が必要です。
(ハ)タンパク質は血中に尿素がたまった状態で尿量が少ないときに制限が必要
ですが、ネフローゼにはむしろ、大量のタンパク食が必要です。
この食塩とタンパクの制限に関しては、あまり神経質になるとかえって症状を悪化
させる可能性すらありますので、注意が必要でしょう。
A 腎臓病によい食品
黒豆、アズキ、もやし、ゴボウ、こんにゃく、シジミ、人参、蓮根、ナマコ、ソラ豆、
玄米の胚芽、銀杏、トウモロコシ、小魚類、また魚肉類は全て煮たもの(火を通
したもの)を食べた方がよく、卵は卵黄だけの方が良いとされています。
B その他注意すべき点
(イ)冷え性や体力の弱い人は、体力・抵抗力を養うため、睡眠、快便、愉快(笑う
事・・落語など)、皮膚を清潔にゆっくり入浴、リクライニング・・が必要です。
(ロ)カゼをひかないよう、努力する。この心の引き締めも大事です。
(ハ)酒類、刺激性のある飲食物、砂糖、油類等のとりすぎに注意しましょう。
(ニ)暴飲暴食・・腹八分目が必要です。
(ホ)腎臓は冷えを嫌います(冷えに敏感な臓器です)。
冷たい飲食物や冷房等により身体を冷やさないよう気をつけましょう。
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