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パラベン |
化粧品のビンを裏返したり、パッケージを見ると表示指定成分に「パラベン」と書かれていますよね。
一般的にパラベンといいますが、正式な名称は「パラオキシ安息香酸エステル類」といいます。
化粧品だけではなく、食品や飲み物の防腐剤、保存料として使われています。
が、2001年4月から表示指定成分だけでなく「化粧品に含まれるすべての成分」表示が義務づけられました。
パラベンには「メチルパラベン」「エチルパラベン」「ブチルパラベン」「プロピルパラベン」「ベンジルパラベン」と5種類あります。
2001年3月までは、表示指定成分(アレルギー等の皮膚障害を起こすおそれのある成分で、香料やパラベンなど)だけを表示すれば良いとされていました。が、2001年4月から表示指定成分だけでなく「化粧品に含まれるすべての成分」表示が義務づけられました。
表示指定成分…無添加じゃない…体に悪い!
と、イメージをしがちですが、化粧品の防腐剤としてパラベンほどの効果があり、危険性がないものはありません。
ただ、一部の人にはアレルギーなどの障害を起こす恐れのある成分であることは事実です。その部分だけのイメージが広がっているのも事実です。
「無添加」…防腐剤パラベンが入っていないからといって、他の成分が防腐剤として使われているわけですから、安心しきってよいとは限りません。
あまり知られていない成分の防腐剤を使われるよりも、表示指定成分のパラベンの方が安心といえるかも知れません。
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