2005年1月 かっぱのめがね店長達冬山に登る!




2005年01月12日

お正月も過ぎたある日のことです。
店長 「今度スキーに行く前に寒さになれるために
    山に登ろうよ。」

部長その2 「そうだね。僕達かっぱは基本的に
         寒さが苦手だもんね。」

部長その1 「でもどこの山に登るの?」

店長 「かっぱ富士に上ろうと思うんだ。」

かっぱ富士はかっぱ界の最高峰です。



2005年01月12日

霊峰「かっぱ富士」です。
かっぱ富士は標高4232きゅうりもある高い山です。
(きゅうりとは高さを表す単位です。ちなみに重さの
単位は皿です。)

電線や屋根より低く見えますが気のせいです。



2005年01月12日

いよいよ登山の始まりです。
雪をかき分けながら進んでいきます。

店長 「こんなときになんだけどさあ、
    僕のことをこれからは隊長と呼んでね。」

部長達 「分かりました、隊長。それであとどのくらい
      ですか−?」

店長 「あそこに見えるのがかっぱ富士だー。
    みんな頑張れー。」



2005年01月12日

部長その1が何かを発見。
部長その1 「隊長!何かの跡があります」

店長 「それは撮影隊が落とした手袋の跡だ。
    気にするなー。あと撮影隊はデジカメも
    落としたそうだ。泣いてたぞー」



2005年01月12日

やっとふもとにたどり着きました。
もうみんな雪と鼻水で顔はグチュグチュです。

店長 「んー。山が俺を呼んでるぜ。」

部長その1 「はあ、はあ。鼻水だらけの顔じゃ
        気分でないよな。」

部長その2 「ひー。もう体力ないっす。」



2005年01月12日

もう少しで頂上です。
店長 「もう少しだ。がんばれー」

部長達 「寒いよー。疲れたよー。」

店長 「そんなことじゃスキーにいけないぞー。」

部長その1 「でもスキー場のほうがこんなに
        寒くないよな。」

部長その2 「寒さの訓練ならスキー場でしましょう。
        隊長、もう帰りませんか?」

店長 「頂上に着いたぞー!」



2005年01月12日

かっぱ富士 山頂
部長その1 「やりましたね。隊長。」

店長 「ああ。我々はついにこの山を
    征服したのだ」

部長その2 「どうでもいいけど部長その1
        鼻水凍ってるぜ。」

部長その1 「しょうがないだろ。寒いんだから。」

店長 「よし、みんなでおしくらまんじゅうをしよう。」



2005年01月12日

山頂で「おしくらまんじゅう」をする店長達
みんな 「おしくらまんじゅう、押されて泣くな・・・」

ちょっと、こんな狭い頂上でそんなことしたら
危ないんじゃ・・・  ああー



2005年01月12日

山頂より転落する店長達。
部長達 「あーれーっ」

店長 「天は我々を見放したー。」



2005年01月12日

ふもとまで転がり落ちました。
店長 「なっ!こうすると速く降りられるだろう。」

部長達 「速く降りないでいいから安全に
      降りたいーっ。」

さすがにみんなお皿が凍ってしまいました。



2005年01月12日

やっとお皿の氷も融け夕日を見つめる店長達。
店長 「みんな、本当によくやった。」

部長達 「隊長!」

店長 「みんな、あの夕日に向かって走ろう。」

店長達は夕日に向かって走り出しました。
どこまでも、どこまでも、どこまでもどこまでも



2005年01月12日

次の日の朝
次の日の朝、帰り支度をしていた
撮影隊の前に、店長達が朝日とともに
現れました。

部長その2 「夕日を追いかけて走っていたら
        いつの間にか地球を一周
        しちゃたよー。

ばたっ そのまま倒れたみんな&撮影隊

次回こそスキー編でお会いしましょう。 
どんとはれ






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