柳楯
柳楯は、先端の葉を残して皮をはいだ柳 (タチヤナギ) の小枝25本を縦に並べ、  ここに5本の青竹を横に  渡して藁縄で結び楯の形にしたものです。        大祭の前日に市原地区の 2軒の「司家」が1年交代で製作を受け持ちます。
出来上がった柳楯はまず市原地区長宅の神棚の前にまつり、司家は地区の人たちから
「出振舞 (ごちそうのもてなし) 」を受けます。その後、司家と市原の氏子総代らが柳楯を市原八幡宮と阿須波神社に運んで参拝し、五所の集落に入ります。


五所では 「御三家」が村の入口で出迎え、五所公民館 (以前は年番の家) で柳楯の受け渡しをします。

明けて祭礼当日、五所の人々に警護された柳楯の一行は、途中で飯香岡八幡宮の氏子
(浜本町) に出迎えられ古道を経て、神社に入ります。
飯香岡八幡宮祭礼の様子 
  私の美しい房総