県名人戦大予想

6月下旬から西部地区を皮切りに県名人戦の予選が始まる。
果たして第57代の県名人に輝くのは誰か。今回はそれを予想してみたい。
毎年優勝候補に名前が挙がるのが、遠藤正樹六段、古賀一郎六段、長岡俊勝六段、
松本誠六段の県4強。
ただし今回長岡六段は東支部名人として既に全国大会への出場が決まっている。
遠藤六段も今年は出場が微妙。
また古賀六段も今年になってから仕事の都合で参加が減り、これまで出たのはアマ竜王戦
だけとちょっと寂しい。
松本六段は普通に出てくるだろう。
あとは小林庸俊五段、小牧毅五段、吉田正和四段らが優勝争いにからんできそうだ。
と、こんな話をしていてもありきたりで面白くも何ともない。
いよいよここからが本題である。
実は私は密かに1点予想しているのだ。
それは誰かを言う前に、今年これまでの大会の優勝/準優勝者を見てほしい。
  【彩の国名人戦】 @伊藤茂 A長岡俊勝
  【支部名人戦】 @長岡俊勝 A関向邦人
  【関東アマ名人戦】 〔Aブロック〕 @松本誠 A遠藤正樹
               〔Bブロック〕 @関向邦人 A坂下学
  【アマ竜王戦】 @遠藤正樹 A小林庸俊
これを見て何か気付かないだろうか。
ある法則に従って優勝者が決まっているのだが。
そう、前の大会の準優勝者が次の大会で必ず優勝しているのだ。
この流れに乗れば、次の優勝者は小林五段ということになるが、皆さんはこの法則信じますか?
にわかには信じ難いですよね。
小林五段は実力的に優勝しても決しておかしくないが、もし本当にそうなったらこれはもうオカルト
というしかない。
そして次のアマ王将戦の優勝者も自然に見えてくる。
今度の県名人戦は優勝者だけでなく準優勝者にも注目してみたい。