アマ名人戦(埼玉勢の奮闘)

 9/6〜8にチサンホテル浜松町で、今年のアマ名人戦全国大会が開催された。
わが埼玉代表は小牧毅さん(さいたま)と伊藤茂さん(新座)の2人。
これに長岡俊勝さん(さいたま・東支部名人)を加えれば3人になる。
まあこの3人なら悪くても2人は予選を通過し、決勝トーナメントでもそこそこいいとこ行くだろう
というのが私の読み。
 予選の1局目は長岡○、伊藤○、小牧●。
小牧さんは田頭亮太郎さん(岡山)によもやの大逆転負けでちょっと心配。
長岡さんは問題なさそうだが、伊藤さんは次負けると3局目に木村秀利さん(大阪)と当たりそう
なので、できれば2連勝で決めたい。
 昼食休憩をはさんでの2局目はこうなった。
長岡○、伊藤●、小牧○。
長岡さんは高校生強豪の稲葉聡君(兵庫)に完勝して余裕の予選通過。
小牧さんも山寺清志さん(山形)に1局目のお返しともいうべき逆転勝ちで望みをつないだ。
しかし伊藤さんはらしからぬ拙戦で大迫健さん(宮崎)に惨敗してしまう。
予選通過を懸けた3局目の相手は予想通り木村さん。何か嫌な予感。
 3局目はまず小牧さんが高校生の高木健太郎君(岐阜)に勝って何とか予選を通過。
伊藤さんは相手が相手だけに自信はなかったらしいが、序盤から冴えた指し回しで中盤過ぎ
には必勝形になった。
決して楽観派ではない伊藤さんが「勝ちを意識した」と言うくらいだから相当差が開いていた。
 ところがそこからまさかの大、大、大逆転負け。
記録を採っていた私はただ呆然。
しっかし悔しかったなあ。(私は結構郷土愛が強いのである) 
でもあの逆転劇を見ると、つくづく勝負の流れというのは恐ろしいと思いましたね。
いずれ「特選譜」欄に載るでしょうから見てください。
 結局県勢は長岡さんと小牧さんの2人が決勝トーナメントに駒を進めたものの、翌日の1回戦
で揃って敗れ今年はここでお終い。
その1回戦も両者逆転負けというのだから、もう「今回はウチの大会ではなかった」と諦めるしか
ないだろう。
それにしても逆転負けが多かったなー。