日本文化体験講座

 平成17年度埼玉オリエンテーションが、8月10、11の両日、さいたま市浦和区のさいたま
市民会館うらわで行われた。
この事業は毎年8月に実施されており、今回はアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなど
から埼玉県に招致した語学指導助手(ALT)の外国青年74人が対象。
プログラムの一環として日本文化体験講座があり、青い目の生徒たちに茶道、華道、書道、琴、
空手、将棋、着物など日本古来の伝統文化に触れてもらった。
 今回将棋の講師を務めたのは日本将棋連盟埼玉県支部連合会幹事の清水幹雄さん。
昨年に続き2回目となる清水さんは、大盤を使いながら流暢な英語でルールを教えていく。
講座は1コマ45分で生徒数は12人。それが2コマあって計24人が受講した。
殆どの生徒はチェスは出来るが将棋は全くの初心者。
1人だけ「以前女流プロの家にホームステイしていた」という人がいた。
見ていて感心したのは外国人は実によく質問する。
 「敵の駒を取ったら成れるのか」  「成れません」
 「敵陣に入ったら必ず成らなければいけないのか」  「選択できます」
 「取られた駒はどうするのか」  「あなたのものです」
 「初手はどう指すのがいいか」  「▲7六歩です。角が強力でしょ」
 「先手後手をどうやって決めるのか。ジャンケンポンか」  「歩を5枚振って表が多く出れば先手です」
 「何回振るんだ」  「1回だけです」
アメリカ人女性からこんな質問もあった。
 「馬の字の点々は何か」
 「足です」
 「じゃあ鳥は2本足なのになぜ点が4つあるのか」
こうなるともう将棋とは関係ない。清水先生も受けなしに追い込まれた。
来年は漢字講座が必要かもしれない。


清水先生の講義                  自 由 対 局


書  道                       空  手