喚起力

「喚起」（かんき）。と夢に出て来た言葉を辞書を引いて見た。呼び起こすこと、と出ていた。しかしこの原因は未だに解明出来ないのである。「かんき」と夢に出てきたので、何の気無しに、大学ノートの右上に、メモしておいて一ヶ月後に辞書を引いて始めてわかったのです。

その頃私は、何年も！何十年も！昔の今回の件に関係する、人の言葉を、どんどん思い出しているのです。例えば３０年も前に、京都のPHP研究所を訪問した時に聴いた言葉①、松下幸之助（ここおクリック）さんが、息子、松下幸一さんを亡くした時、不幸感で、絶望感で事業を辞めようと思った時！「お前には社員が居るではないか」。という言葉が聴こえてきた。というはなし。これは、幸之助さんが、息子幸一さんを亡くした時、不幸感で生き甲斐を無くして居た所この言葉によって、大きく力ずけられて、現在の松下電器の発展の原動力と成ったわけでございます。
天理教の神殿に行った時、「水道哲学」を思い起った話。水道哲学とは、神殿をお参りした時に信者が水道の水をふんだんに、使っているのを視て
そうだ！電化製品もこの水道の水のように、大量に世の中に送り出してやれば、水道の水のように、安く供給する事が出来る。と気が付いたのです。この時期に、松下幸之助さんは、松下電器の経営基本方針・綱領五精神を発表して、大きく世界の松下電器に、大発展をしていくわけでございます。幸之助の神に付いては、別コーナーで詳しくお話申し上げます。他に、喚起力によって心に浮かんで来た言葉。①、一を知って全てが解かった等と思うな。②、誠の言葉を実践行動して行くと、最初は理解出来なかった、言葉がだんだん「あたりまえ」に成っていく。③、山より大きなものはこの世に出たためしが無い、この世で起こったこと、この世で解決しないはずが無い。④、煩悩（ぼんのう）を、煩頌（ぼんじゅ）に変える。⑤、たった今現在やっている事を夢中で、一生懸命やりなさい。「今現」秘話誕生！
⑤、は文が永過ぎるので、「今現」と文を短くして、絶えず自分に言い聞かす。そして仕事をしている時に、言い聞かす事で、工夫が生まれ、反省、改善、習慣の言葉が、どんどん生まれて、仕事が捗っていく。幾つもの仕事がこなせるように、成っていく。まさに八面六臂（はちめんろっぴ）に成っていく。（八面六臂とは八つの顔と六本の腕を持った仏様を言い、一般には、あらゆる仕事を、一人で巧みに、処理する手腕、能力、力量の有る事。を言います。）松下幸之助さんの活躍を御覧に成れば、おわかり戴けると思う訳でございます。松下幸之助さんの事を書いた本は非常に沢山発刊されておりますが、私しか書けない経営の神様、幸之助の神、松下幸之助の神（愛）については、９４歳まで長生きした方ですから、非常な長編小説に成ります。必ず幸之助さんの神の体験を書いてまいります。