経験しないとわからない言葉

人間は経験しないと、わからない言葉が沢山ある。どんな有名大学の、一流の先生の講義も、高僧の住職の、言葉も、どんなに優しく解かり易く、説明されて、知識として、頭に入れても、あー!なるほど!と理解したつもりでも、体験、経験の無い言葉は、奥深い意味や、内容を、誠に理解することは出来ないのです。
以後、経験をしないと、理解出来ない言葉と、体験状況を、お話申し上げます。

1、不幸と幸せの言葉

私は、今回の大事な友の死によって、私の心には今までの人生でまったく経験した事の無い、ショックを感じました!・・・・
説明してもしきれない、絶望感、(ぜつぼうかん)、挫折感(ざせつかん)を、心に深く強く、感じました!・・・
何か生き甲斐を失って、「もう自分の人生は、終わったのだ
!・・・」等と思うように成ってきました!・・・本当にものすごい不幸感を感じ、時には「もう生きていてもしょうがない?・・・」など、自殺を考えた事も何度かありました!・・・仲の良かった、大事な旅行仲間の死によって、こんな気持ちに成ったのは?・・私の人生で初めての経験でした!・・・
良く世間では?・・「親戚に不幸があってねー?・・・」なんて気軽に「不幸」という言葉を使っているけれど?・・・自分で「不幸」を、「不幸という心の状態」を経験して視て、「不幸とは何てすごい言葉なんだ、人間の生き甲斐を、まったく、無くしてしまう?・・・夢も希望も失ってしまう?・・・本当に生きる気力を失ってしまうのだ?・・・すごい奥深く、強く、人間に影響を与える言葉で有ることを、しみじみ感じ取ることが出来ました!・・・・

しかし、そんな中に、「冬来たりなば、春遠からじ」の言葉は、不幸のどん底に突き落とされて、自分の死まで考えている時に、わずかながら、希望を持たせてくれる、すばらしい言葉でした!・・・自分の人生はもう終わりだ?・・・と思い込んで居た時に、まだお前には頑張れば、道が開けて来る?・・・とかすかな希望を持たせてくれた・・・励ましてくれた!・・・
素晴らしい言葉です!・・・

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人間の誠の幸せを願う 大井今朝雄

大井今朝雄の、優しい人間学、優しい哲学、「リンク集」