座禅とは、仏教で悟りを開く為に行う修行を言う。
私は、仏教徒ではありませんので、座禅の修行を、行わなくても幸福な人生を送れる、
生き方を、解いてまいりますが、ここで一番大事なのは、
「人間の誠の心を知ること事」だと思う訳でございます。
人間の心は、科学の発達とともに、頭の前頭葉の働きだと言われて来ました。
難しく「セレトリン神経」の働きだとかも言われて来ました。
しかし、私の今回の体験で、人間の心と頭は本当に良く似ておりますが、
「心と頭はまったく違いもの」だと言うことが証明されました。
１、心は頭に指令を出すところ。
２、心はあの世とつながっている。
３、煩悩（マイナス思考）と愛（プラス思考）が自然発生するところ。
しかも煩悩が、非常に強く育つ処なのです。
煩悩とは１０８つ有るそうですが、難しく考えずに、人間の我を煩悩と言うのです。
人間は自分が一番大事なのです。生まれてからずーっと自己中心に、育てられたのです。
だから、「幸せは心で感じるもの」とか「生かされている」、「相手が有って自分が有る」
等の短い言葉でも、なかなか理解出来ないのです。わからないのです。
我の強い人間は、どうしても自分中心に、ものごとを考えてしまいます。
自分が得する行動をしてしまいます。
そこに悩みや、怒り、恨み、嫉妬心、そして欲が、心に自然に発生して来るのです。
しかもこの煩悩も、我も相手があって、発生するのです。
例えば道路を歩いていて、自分の進む方向に対して向かって来る人がいます。
まず自分は右によけようとします。すると相手も同じ方向に動きます。
今度はとっさに、自分は左によけます。すると相手も左によける。
すると自分の心に怒りが発生します。「このやろー何してるんだ」と、
相手をにらみ付けます。相手もにらみつけます。
もし相手がヤクザだったら、頭の一つも殴られています。
そこに不快感が心に発生するのです。
とっさに理性の有る人でしたら、「すいません」と謝るでしょう。
それで何事も無く過ぎていくのです。
簡単な例ですが、総て家庭でも、会社でも、自分の心の持ちようで、
不愉快にも成り、楽しくもなるのです。
しかし、私がここで説明しても、また皆さんがなるほどと思っても、
心は感ずる処なのです。実際に行動することは出来ないのです。
実際に行動する事は難しいのです。
何時でもそのような、行動を毎日とっている事で、とっさの事に対処出来るのです。
煩悩を少しでもなくす。自分の我、欲をどうしたら無くす事が出来るか？・
其の修行をするのが「座禅」なのです。
僧侶に成るには、厳しい座禅の修行を長い間行うのです。
失心をする人も出るそうです。しかし、どんなに厳しい修行をした僧侶でも、
社会に戻れば、煩悩も、我も、欲も、元に戻ってしまいます。
一般の人が、一週間や、一ヶ月の座禅の修行で、決して煩悩を無くす事など、出来ません。
そこで、私は日常生活の中で何かあまり難しく、考えないで、
簡単に行動していく方法は無いかと、思ったのです。
毎日行動、発言して行くことで、自然に身に付いて行く。
「人間の幸せは心の満足です」心を満足させる為の行動。
１、「はい！」と言う素直な気持ち！・・・
２、「有難う！」と言う感謝の気持ち！・・・
３、美味しい、楽しい、嬉しい、時に、「幸せだなー！」と思う気持ち！・
幸せは、失ってから気が付くそうです。
病気に成って、はじめて健康の有り難さにわかるのです。
体をそまつにした事に気が付くのです。
幸せを失う前に、相手（奥さんや、友達）を大事にすることを気が付けば、
本当の人生の幸せ、生き甲斐に出会えるのです。
毎日の生活の中に上の３つを行動して行けば、
座禅をしなくても、少しずつ、煩悩や我が無くなってまいります。
そしてもう一つの煩悩、なかなか我慢できない煩悩、
「欲、食欲、物欲、性欲」は「気・エナジー」・「誠の愛」のコーナーで説明申し上げます。
（下線の入っている所をクリックしてください。）
煩悩の、我や、欲はいくら説明申し上げても、
私の申し上げた事を毎日の生活の中に、取り入れ、行動してまいりませんと、
身に付いてきません。総て実践行動してこそ、身体に自然に現れてまいります。
どんな有名大学の講義を聞いても、どんな高僧のお坊さんの言葉を聞いても、
自分が実践行動しませんと、本物の悟りを開いたとは言えないのです。
「実践行動のみ価値が有るのです」
人間は自分の姿、性質は分からない、しかし人の欠点は良くわかる！
そこに不幸の始まりが有るのです！
自分を知る為に仏教を学ぶのです！座禅をする事によって、
自分と言うものが少しずつわかってくる！そこに新しい生き方が視えてくるのです！
自分を知るのが仏教なのです！
人間の誠の心の幸せを願う 大井今朝雄