「気」・エナジー(2500年前の中国の道徳思想家・老師の言葉!)
あまり聴きなれない言葉ですが、老師の言葉で人間が人生で一番生き甲斐を感じることの出来る、大変奥深い意味、内容をしめた言葉です。人間の「欲」を見事プラス思考に利用した素晴らしい言葉です。
人間の心には煩悩、自分の我が存在します。一般には108つ有るそうですが、中でも一番強い煩悩は「欲」です。自分の欲望を満たす為には人に迷惑を掛けてもかまわず、自分が満足をしたいのです。人間は自分が一番大事なのです。しかし自分の欲の為に、人に迷惑を掛けてはいけないとして心で働くのが「理性」なのです。車で言えばブレーキの役目です。しかし最近ではこのブレーキが利きにくくなって、自分の欲望を満足する為に人を殺したり、ストーカーに成る人が多く成って来たのです。人を不幸にすれば、必ず自分も不幸に成ります。そこでブレーキをディスクブレーキに改良しなくてはいけません。しかし現在は物が豊富で金さえ有れば何でも手に入る。(人の心は金で買えません)我慢しなくても手に入る時代なのです。我慢が出来ない人間に成ってしまったのです。
仏教では欲を捨てろと言いますが、金がなければ何もできません。私は人間の欲を利用してやる気を起こさせる。老師の言葉、気・エナジーを思い出したのです。
1、人間が欲に目覚める時
良く子供の頃(10歳〜20歳)、欲が出てきて、急に勉強するように成る子供が居ます。私も小学校高学年、中学時代に良くそうゆう人を見た事が有ります。それはもともと有る人間の欲、すなわち自分の欲に目覚める(欲を感ずる、欲を意識する、欲に気が付く)時期だったろうと思われます。
人間の人生には、誰でも必ずそうゆう時期が何度か有るはずです。私の場合は遅かったのですが、田舎で何不充なく育って、15歳で東京に出て来て、高校ではぜんぜん勉強が出来ず、高校を最下位で卒業しました。時代が就職難(1957年・昭和33年)で勤目先がなかなか見つからない時、新聞社の原稿取りのアルバイトをしていた時、人生の危機感と欲に目覚めました。普通高校の卒業では新聞記者に成れない危機感を感じ、欲が出て、勉強する気に成りました。何か新しい勉強をしなくてわと考えて、テレビ学校に通う事にしました。高校ではほとんど勉強しておりませんので、中学卒業の人が入る予科(6ヶ月)から入学しました。「やる気」に成っていた為に勉強することが、良く頭に入りました。先生の話をノートに書き、アパートに帰って別のノートに整理して書き換える。本当に夢中でした。「やる気」に成るという事は本当に素晴らしい。良く勉強した事が頭に完全に入っている。期末試験の時はあらためて勉強しなくても100点取る自信が有りました。「欲が出てやる気に成る」という事は素晴らしい事なのです。またこの時始めて体験した「ノートに書く」ということは、人間の頭の記憶に留める、忘れない為に大変役に立つ事を強く感じました。先生の話でも聞いただけでは、すぐ忘れてしまいます。又人の話も聞いたときははあ!いい言葉だと思っても記録に残さないとすぐに忘れてしまいます。しかし「ノートに書く」事によって、頭に長く記憶されて留められ、更に記録として永遠にこの世に残るのです。「ノートに書く」ことは、私の人生で今回3回目に成りますが、今回は「心に響く言葉」をノートに記録しておいた為に、「神の存在」に気が付いた基に成ったのです。
「ノートに書く」事は本当に素晴らしい事です。
この時が私の人生で「やる気」に成った第一回目です。おかげさまで、テレビ学校2年6ヶ月優等生(400人中3名)で卒業する事が出来ました。私事ですみません、誰でも人生に「欲が出てやる気に成る」時期は長い人生の中で必ず有ると、私は思うわけでございます。これを老師は「気・エナジー」と言っています。
2、欲が有るから一生懸命働く
欲が有るから勉強するし、欲が有るから一生懸命働くのです。一生懸命働くのはお金が欲しい、会社で出世して偉く成って給料が沢山欲しい、あれも欲しい、これも欲しい皆自分の楽しみを満足する為に、欲を満足する為に、一生懸命働くのです。また私の話で申し訳ありませんが、昭和40年代後半、松下電器の「能力開発」の講習で、一ヶ月でカラーテレビを約50台売った経験、そして報告会で感動の涙を流した事を思い出しました。「やる気に成って」一生懸命働くという事は本当に素晴らしいものです。
欲が有るから働く、楽しみが有るから働くというのは、人間の生き甲斐であり、それは生きる為の基(もとい)ともなります。また、人間は好きな事、興味を持った仕事があると、好奇心が働いて自分からやる気になり、一生懸命働く気持ちになります。これを指して老師は「気・エナジーという大きな力が働くのだ」と喝破(かっぱ)しました。確かに気が働くと、2倍、3倍の成果があがるのです。やる気が無いと成果は上がりません、いやいやながらやる仕事は捗らないものです。
貴方も必ず長い人生の中でそんな体験が何度かあった事に気が付きましたでしょうか。
3、苦難(危機感)と気・エナジー
また、人間は苦難に出遭い、逆境に遭遇したときにも気・エナジーが大きく強く働きます。いわゆる「火事場の馬鹿力」です。戦後の日本の復興は目覚ましいものでした。日本国民に、気・エナジーが大きく働き、あの焼け野原から、現在の世界屈指の経済大国にまで発展したのです。日本国民一人一人の気・エナジーが、見事に結集し素晴らしい成果を上げたのです。松下幸之助の神(ここおクリック)さんは「苦難に出会った時は己の好機(チャンス)強い信念と努力で克服せよ」と言っております。苦難に出会った時が人間の器を大きくするチャンスだと言っているのです。苦難に負けないで、天から与えられた好機と想い強い信念で克服すれば素晴らしい世界が開けて来る。と言っているのです。強い信念と努力をすれば、気・エナジーが、強い力が湧いてくるのです。「冬着たりなば、春遠からじ」の言葉を信じてがんばりましょう。
4、イチローの仏教・イチロウーの作文・星野仙一の仏教
シアトル・マリナーズのイチロー選手は2004年、10月1日、84年ぶりに年間最多安打記録を更新した。ジョージ・シスラー選手の1920年メジャー最多安打記録257安打を抜いて、258安打という前人未踏(ぜんじんみとう)の記録を樹立しました。最終的には262安打ですが、このエネルギー、パワー、力はどこから出て来るのでしょうか!私なりにイチロー選手を分析しました。イチロー選手は3歳から野球を始めたといいます。最近の野球選手は小さい頃から野球を始めて、一流選手に成る人が多い中でこれほど、大物打者に成った基は父親の進めでお寺に修行に入った事だと、私は思う訳でございます。仏教の修行をしますと、人間の「洞察力」が高まります。
イチローの作文(ここをクリック)、で解かるように@、小学校6年生の時に既に将来の自分を夢見ている。
自分の将来を見抜き洞察しているのです。
また、A、すでに試合の中で相手のピッチャーの性質,心を見抜いている。もしかして次のピッチャーのボールが何処に来るか予測のあたる確立が非常に高いのかもしれません。まさに仏教の修行によって洞察力が高まっているのではないかと思う訳で御座います。人間の心を見抜く洞察力が高まり、更にイチローのやる気、・エナジーがまた、イチロー独特の振り子打法とが相乗効果を生んでこのような大きな力と成っていると思われます。シアトル・マリナーズに入団して 4年目の今年は大リーグのピッチャーの性質、心が大分見分ける、無抜く事も出来るようになり、4割打者達成も夢ではないと確信するわけでございます。あらためてイチロー選手の仏教の洞察力(ここをクリック)の力、価値を強く感じ洞察力の向上修行に専念して今年も素晴らしい成績を上げますことを、心からお祈り申しあげます。。
*気・エナジーは人間の心に自然発生する負の現象煩悩の「欲」を見事にプラス思考に変える素晴らしい発見なのです。ちなみに仏教ではこれを煩悩では無く「煩頌(ぼんじゅ)」と言うのだそうです。「気・エナジー」と「ノートに書く」ことの併用で貴方の能力・個性を今までの2倍、3倍に、発揮することが出来る事に気が付いた方は、早速実践行動に移してください。本を読んで頭で納得しただけでは、すぐ忘れてしまうのです。自分の体、心で実践体験して始めてこの本を買って読んだ価値が出てくるのです。
神の存在の証明・仏の存在の証明・魂の存在の証明・神は心に宿る・愛は神に成る・大切な子供の死・愛する人の死・神は必ず貴方の心に宿ります・私は2400年前のソクラテスの体験をしたのです・
心はあの世とつながっている。恋と愛の違い・恋を好きを愛に変える・心と頭(脳)の違い・愛と神の心の世界・養老猛さんの「死の壁」を超えた世界・天国を解き明かします。真実の神・仏の世界を解き明かしてまいります。イエス・キリストや弘法大師(空海)・法燃・親鸞・道元禅師・日蓮の体験した「未知の世界」
世にも不思議な心の世界を解き明かします。相手が有って自分が有る。
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