加藤　尚武　偽装詐欺哲学論文を解読・分析　京都大学名誉教授・鳥取環境大学名誉学長

大井今朝雄の無限の真理を証明・世界の超壮大ライセンス著作権
日本哲学会会員（２００７年１２月）日本カント協会会員（２００８年６月）
内部告発・詐欺哲学者の論文解読・日本の詐欺哲学者の論文分析

加藤　尚武　日本哲学会元会長の偽装論文を解読

＊哲学を研究して、「哲学が誕生した起源に無知」な偽装論文
＊ソクラテスの言葉（対話編）も理解・解釈できない詐欺哲学者
＊哲学者が研究すべき「心の真理に無知」な偽装論文を分析・解明
＊ギリシャ時代の「ソフィストより悪質」な無知で偽装詐欺論文
＊哲学者としての「義務も使命」も果たせない詐欺哲学者の論文

２００９年１２月３日（木）書き込み　２００９年１２月１０日（木）更新

＊　「哲学の基礎」Philosophical Foundations.　に無知な加藤　尚武

詐欺哲学者と神	無知な偽装哲学論文と神が解明する無限の真理の哲学	備考
氏名・生年月日	加藤尚武（かとうひさたけ）１９３７年５月１８日生まれ
所属	東京大学特任教授・京都大学名誉教授・鳥取環境大学名誉学長日本哲学会会長（１９９９年～２００３年）
ＪＳＴインターネット上に公開されている、偽装論文の命題と内容	シンポジウム：現代の歴史的状況に対する哲学の役割歴史にかかわる哲学の使命１　「一冊の本」主義　哲学の使命は、Ｋ－①「人にはどれだけの知識が必要か」ということを明らかにすることである。哲学は自分で真理を発見したり、作ったりする必要は必ずしもない。一人の人間が心のなかに持ち運べる分量の人間としての必修科目を明らかにすればいい。Ｋ－②「メメント・モリ」、「神の国は近つ゛けり」、「仁愛」で済むという人もいる。政治哲学は、万機公論に決すべし」、Ｋ－③歴史哲学は、「一寸先は闇」、自然哲学は「万物流転」という一言で尽きるという考え方もなりたつ。だからコンピュータのデータベースにしないと検索もできないような、大量の知識を「哲学」と称するのは邪道である。そんなものは「私のデータベースです」と言うことはできても、「私の哲学です」ということができない。Ｋ－④いつも身につけていられて検索しなくても内部がすぐに分かることが、哲学の必須条件である世界に流れる情報の量が多くなると、それに連れて哲学の情報量も増えてくる。やむを得ないこととはいえ、これは哲学者がだらしないからである。本当は世界が複雑になればなるほど、哲学は「単純なる一事」をくっきりと浮かび上がらせてはならない。残念ながら、哲学は一言で済まされるという一線を譲ってしまった。そのかわり一冊で済ませるという妥協案が作られた。Ｋ－⑤「聖書」などと訳すのは誤訳ではあるまいか。「ザ・ブック」というべきなのだ。人間が一生涯、人類が全歴史を通じて「一冊の本」を読めば十分であるという立場は、一線を譲ったあとの妥協案には違いないが、かなり過激な哲学像である。Ｋ－⑥根源的なグラマトロジーはすでに存在し、人間の生にとって「テキストの外部は存在しない」というデリダの哲学は、哲学が「一冊の本」主義を守ることのできた幸福な情報過疎時代の残響である。Ｋ－⑦「現象学的な意識」というテキストから自由な存在が「読む」いう能力を遂行するのではない。「テキストの外部は存在しない」のだ。Ｋ－⑧解釈学は現象学よりも古い。あらゆるファンダメンタリズムは、解釈学の一つである。「タルムード」という一冊の本があり、人は、民族は、人類はその一冊を読み続ける。それが文化のすべてであり、永遠の真理はすべて、その一冊の中に書き込まれている。私が「気持ちのいい朝ですね」と語り、それが真実であるならば、それは本当は真実を語る一冊の本の引用なのだ。　すべての会話は引用の応酬である。かたわらで、燃えつつ゛ける暖炉のほのおもまた永遠のぬくもりの引用なのだ。　一冊の本が世界と歴史のすべてであることができるのは、その文字が無限の解釈を許すからである。これを「夏目漱石はいかようにも読める」というのと同じ意味に解するのは、ちょっと早とちりだと思う。誰が何を語って夏目漱石の引用に過ぎないと言える文化が存在するならば、あらゆる解釈はそのテキストから散乱するたくさんの光の一つなのであって、解釈する江藤淳や柄谷行人が主役なのではない。　文字が光源なのであって、死んだ文字記号に意識が意味という霊魂を吹き込むのではない。文字がイデアという永遠の霊魂的な概念の結晶の記号なのでもない。さればと言って、人間の意識なしに文字と文字が胡桃割り人形の図書館のように人間不在の深夜に応答し合う訳もない。「その辺が分かってもらえなくなって困るんだなあ」とデリダはぼやいているけど、タルムード主義を知っている人にはツーカーで分かる真理だ。井壷俊彦はその辺のかんどころを押さえたデリダ解釈を示している。

BOOK 3