大井今朝雄の、優しい人間学、優しい哲学、「リンク集」
体験しないと理解出来ない言葉!
人間には心や「五感」で体験しないと、わからない言葉が沢山有るのです。
この言葉は、どんなに有名大学の、一流の先生や、高僧の僧侶の皆さんが、
優しく、わかり易く、丁寧に、説明されても、どんなに頭が良くて、
東大を卒業された方でも、言葉の奥深い、意味、内容を理解することは、出来ないのです。
これを「感性」と言うのです。「心で感じる言葉」、例えば、
@、絶望感、や喪失感、不幸と言う言葉は、愛する人を失って、
大切な人の死によって、生き甲斐を無くして、
心に発生する煩悩を、心で感じて始めて理解出来るものなのです。
A、この魚は美味しいと、どんなに上手に説明されても、
テレビで美味しそうに見せても、食べて見ないと本当に美味しいのかを,
理解することは出来ないのです。
味の奥深さは舌の感触や鼻の香りで味わって見ないと、
どのように美味しいのかを、気が付き理解することは出来ないのです。
B、日本の長年鍛え上げた、金型の技術は、いくらマニュアルを読んでも、
ベテランの先輩に指導されても、自分の肌で、感覚で感じ取らなければ、
技術を覚えることは出来ないのです。
人間は、言葉の理解を学問で覚えようとしていますが、
知識を沢山頭に詰め込んでも、理屈、理論はわかっていても、
体験をして心や五感で、感じ取らないと、本当の言葉の奥深い意味、内容は,
理解出来ないのです。
やはり、哲学の「教えるとは、学ぶこと、学ぶとは、誠を心に叩き込む」の,
奥深い、意味を理解するには、神との遭遇体験をした、
ソクラテスしか、わからないのかもしれません。
人間の誠の心の幸せを願う 大井今朝雄
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