八純卦1
八卦(乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤)が上下に重なった大成卦のことで、乾の場合だと乾為天といい、その他に兌為澤、離為火、震為雷、巽為風、坎為水、艮為山、坤為地の八種類があります。
八純卦2
各八純卦の象意以外に共通として、同じ事を繰り返す、複数ある。という見方もあります。
準備
筮前の審事や占的が大事
たとえば、序卦伝62番目の卦である「雷山小過」を得た場合に、
何事も少し過ぎるとみるのですが、雷山小過には、
@大坎の象(大成の卦全体で坎とみる見方)で、悩みや苦労がある。
A背反の象で、背き合ったり・ケンカする。
B飛鳥の象で、友人などが離れて行く。
などの象意がありますが、詳細な筮前の審事(事前の状況確認)や的確な占的により、どれを取捨選択すべきかが出来るようになります。