地澤臨は、
十二消長卦でも地雷復から来てこれから勢いが出る卦だが、循環で勢いが落ちる時が来るので今頑張ることが必要な時。

地澤臨


臨は、陽が発展する卦

上から下を見るなど。

@十二消長卦で勢いがある卦
A大震の象
B八月に凶あり

彖辞 臨は、元いに亨りて貞しきに利ろし。八月に至りて凶あり。

彖伝 臨は、剛浸みて長ず。説びて順い、剛中にして応ず。大いに亨りてもって正しきは、天の道なり。八月に至りて凶あるは、消すること久しからざるなり。

象伝 沢の上に地あるは臨。君子もって教え思うこと窮まりなく、民を容れ保んずること疆なし。

(爻辞)
初爻 咸じて臨む。貞にして吉。
二爻 咸じて臨む。吉にして不利なし。
三爻 甘く臨む。利ろしきところなし。既にこれを憂えれば、咎なし。
四爻 至りて臨む。咎なし。
五爻 知で臨む。大君の宜しきなり。吉。
上爻 敦く臨む。吉にして咎なし。

(小象伝)
初爻 咸じて臨む、貞にして吉は、志、正しきを行なうなり。
二爻 咸じて臨む、吉にして不利なしとは、いまだ命に順わざるなり。
三爻 甘く臨むは、位、当らざればなり。既にこれを憂えれば、咎、長からざるなり。
四爻 至りて臨むの咎なきは、位当ればなり。
五爻 大君の宜しきは、中を行なうの謂なり。
上爻 敦く臨むの吉は、志、内に在ればなり。