★廃用症候群
廃用症候群とは、病気やケガなどがきっかけで、体を動かさないと筋力が低下したり、関節が固まって動かなくなったり、心肺機能が低下したりする等の全身に発生する諸々の不具合症状のことを言います。一般的には筋萎縮、骨萎縮、関節拘縮、起立性低血圧、褥瘡、尿路結石、深部静脈血栓症、抑うつなどの症状があり、これらの機能低下は、原因疾患による機能低下や形態の変化と区別するために、二次的障害と呼ばれます。廃用症候群になって全身の機能がどんどん低下すると、その結果ますます体を動かさなくなり寝たきりになるという悪循環を起こすことになります。
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