| 沿 革 |
沼津中学校同窓会（香陵同窓会）は、明治三十八年三月沼津中学校第一回卒業生が世に出て以来数年を経た明治四十年代初め「尚香会」と称し活動している記録が「学友会報」に掲載されている。以後、大正期は資料不足だが概ね順調な活動を重ねたものと思われる。昭和期に入り昭和二年十二月、「会員名簿」が作製され現存している。昭和五年十二月の「同窓会名簿」の規約に、会の名称は「沼津中学校同窓会」とあり、その目的は「会員相互ノ親睦ヲ図リ合セテ母校ノ進運ヲ賛クル」と記載されている。そして本会以外に東京及びその近辺在住の会員によって関東支部が組織されたのが認められる。時代を経て昭和三十三年十月の「会員名簿」には「本会は香陵同窓会と称する」とあり戦後昭和二十三年旧制中学から新制高校へ移行したので、「沼津東高等学校香陵同窓会」と呼称され、現在に至ったわけである。なお、歴代同窓会長は次のとおりである。
初代 真野喜久平（中 １回）大正九年五月〜大正十三年五月
二代 金子 五策（中 １回）大正十三年五月〜昭和十九年
三代 土屋 国太（中 ２回）昭和二十年四月〜昭和二十九年
四代 旭 初雄（中１２回）昭和三十一年三月〜昭和三十四年
五代 岩崎 亀（中１３回）昭和三十四年八月〜四十八年五月
六代 井上 俊夫（中１４回）昭和四十八年五月〜五十七年五月
七代 井上 章久（中３０回）昭和五十七年五月〜五十八年六月
八代 宇野紳七郎（中３３回）昭和五十八年六月〜平成一年八月
九代 庄司 辰雄（中３０回）平成一年八月〜平成六年八月
十代 杉山 光男（中３５回）平成六年八月〜平成十四年八月
十一代 松岡 宏（高５ 中４８回）平成十三年十月〜平成十八年八月
十二代 井口 賢明 (高７回) 平成十八年八月〜平成二十二年八月
十三代 斎藤 衛 (高８回) 平成二十二年八月〜平成二十四年八月
十四代 木村 博彦 (高１１回) 平成二十四年八月〜
なお、百年目を超えた現在、会員数は中学校が約五千名、高校は約二万名に及び、合計二万五千名となる。逝去会員を除くと現存会員はおよそ二万名である。そして香陵の地から岡宮へ移転してからの同窓会活動は、在校生表彰・支援、英会話講座、運動部支援、資料保存等 各委員会設置、プール、香陵会館（生徒集会所）、逍遙の杜、香陵記念館（図書館・大ホール・会議室・自習室・日本間）の建設等物心両面にわたり母校のため寄与してきたのである。そして従来の各支部も地区香陵会と名称を変え、本会と緊密な連携のもと活躍している。
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| 事業活動 |
地区香陵会の会長・事務局長懇談会を開催し、会長及び執行部役員が出席し現況を報告
各地区香陵会総会へ会長及び執行部役員が出席し現況を報告
各地区香陵会への会旗贈呈
代表幹事会の開催
香陵同窓会報の発行
母校各運動部へ部旗の贈呈
香陵同窓会通常総会の開催
母校卒業予定者の同窓会入会式を開催
香陵同窓会会員名簿の発行
香陵同窓会会員資料の保存
母校を支援する委員会の設置
沼津香陵会支援−香陵同窓会ゴルフ大会開催
香陵同窓会囲碁大会開催
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| 各委員会の活動 |
| 資料保存委員会 |
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１００周年記念事業で蒐集された資料、同窓会として保存しておくべき資料の整理及び保存を行う。 |
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| 在校生表彰・支援委員会 |
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文武において学校の歴史にその名を残す様な活躍をした生徒の表彰（久遠賞）及び家庭の事情により就学継続困難な生徒に対する支援を行う。 |
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| 英会話講座委員会（Building Bridges Project） |
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海外で活躍・通用する、国際的な東高卒業生の多数輩出を願って、校内へＩＲ（インターナショナル・ルーム）を設置し、東高へ派遣されているＡＬＴ（海外からの英語教育補助教員）の協力を得て英会話能力の向上を図り、一年に一回海外へ成績優秀者を派遣し実地教育する。ＩＲの模様はこちらから |
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| 運動部支援委員会 |
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運動部各部および選手個人へ経済面からの支援活動を行っている。
最近では、グランドに夜間照明の設置、トレーニング施設の設備修理等を行なった。 |
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