正月に沖縄に旅行をしたことは、前回、前々回の更新の時に記事化した。前回は戦争の島沖縄を書いて置きたくて自分の思いの丈を書いてしまった。
沖縄と言えばやはり「泡盛」を紹介しない訳にはいかないと思う。一日目は那覇空港からホテルへ直行したためホテルの土産やで沖縄を感じることになった。早速、泡盛が並んでいるコーナーに立ち寄り物珍しげに目をきょろきょろさせていると、店員さんから試飲を勧められた。待ってましたとばかりに、試飲カップに注がれた泡盛を味わう。「おお、おいしい」など口から言葉がはみ出していく。「こちらのもどうぞ」と別の試飲カップに注がれた泡盛が渡された。「おや、味が違うぞ」など口から言葉がでる。「これもどうぞ」と3回目の試飲カップが渡された。「おお、これはうまい最高!」とおもわず言葉が出てしまう。
私は、今まで泡盛を飲んだ記憶がない。いや、あるかも知れないが覚えていない。聞くところによると焼酎の中でもとっても強いものらしい。
私は、自分で日本酒党と自認しており、ビール、焼酎、ウィスキーなどはあまり飲まない。だが、沖縄に来たとなればやっぱり泡盛が何たるものか味わってみたくなった。
一杯目の試飲は5年ものだった。2杯目は8年もの、3杯目は10年ものの甕だしとか言っていたが、5年、8年、10年と熟成期間が違うと是ほどまでに味の違いが素人目にもはっきりとわかる。
熟成の期間が多くなるとアルコール度が高くなる。5年もので25度、8年もので30度、10年ものの「瑞泉おもろ」は43度である。そして、どんどんまろやかさが増し、甘い香りがてくるのである
私は、焼酎を美味しいとは思ったこともなかったが、泡盛の古酒は本当に美味しかった。これも今回の旅行の収穫の一つである。
もちろん、ホテルの夕食時には泡盛をオーダーして美味しくいただいてきました。