ついにETCを付けて東北自動車道を走った。
 12月12日(日)大宮で甥の結婚式に出席するため車ででかける。今回の違うところは車にETCが付けられていることである。
 ETCなんか使い道がないと以前は思っていたのだが、先月道路公団のHPを見ていて、「今ETCを取り付けると5000円のキャッシュバック」との記事を見つけた。又イエローハットではETC機器を取り付け、ETCカードに加入すれば5000円をキャッシュバックするという記事も発見した。2つ合わせて1万円のキャッシュバック、おそらくただでETCが手に入ると考えた拙者、今までは要らないと思っていたのだがタダで戴けるとなると、やはりこれからは何かと高速道路も使うようになるだろうし、ETCの方がいろいろな割引も有りそうだしなんて都合の良いことを考えるようになる。
 ということで早速、イエローハットに行ってETCを買い求めることにした。2階への階段を登ったところにETCが山積みされていた。機種は4種類ほどである。まず、値段をみる。1万円ぐらいのものを探すのだがいずれも1万5千円ぐらいのものばかり、それでも1万円は戻るのだからと思い、分けもわからずその中の1台を持ってカウンターへ、私より先に2人ほどETCを買い求めて手続きをしていた。先客が手続きを終え、私の番になった。機種代15900円、それにセットアップ料3150円、そして取り付け料3150円の合計21650円也ということになった。イエローハットカードに新規に加入しETCカードを申し込む。これで1万円は差し引かれるのが、タダとばかり思っていた拙者にとってはかなりつらいことになったが今更引き返すわけにも行かず、購入を決意。支払いを済ませる。
 セットアップは混んでいていつできるかわからないから出来るようになったら電話をくれるという店員さんの言葉にやっぱりこれからはETCなんだなんて自分ひとり納得する。
 その夜、イエローハットからセットアップが終わったのでいつでも取り付けられるので店に来て欲しいとの電話があった。
 翌々日、取り付け完了。エンジンをかけるたびにETCは「カードを入れてください」と私に高速道路を走れとばかりに催促する。
 それから3週間ほどしてETCカードが送られて来た。今度は前払い割引を使用するための登録を道路公団のETCプラザにする。これはインターネットで必要事項を記入して送信すれば後日利用IDとパスワードが郵便で送られてくる仕組みになっている。早速インターネットから登録をした。
 1週間ほどしてIDとパスワードが郵便で送られてきた。これを貰うと、前払い割引のサービスを受けることが出来るのである。現在ハイウェイカードは最高額が1万円でプレミアも500円である。
ところが前払い割引をを使うと5万円を前払いすると58000円まで使えるので8000円のプレミアが付くのである。これが経済的なことなのか否かはそれぞれと思うがいかかがなものでしょうか。
 今回、大宮まで車で行く事になっていたので迷わず5万円の前払いを行った。5万円は後日カード会社から支払われ、私の口座から引き去られることになっている。
 そして、冒頭の12月12日ついにETCで高速道路を走ることになったのである。
自宅から仙台南ICに向かう。折角だから記念にETCゲートを写真に取ろうと思ったが写真を撮るためには一旦停車しなくてはならない。それではETCを取り付けた意味がないので同乗の妻に写真を撮ることを依頼した。妻はデジカメで写真を撮ったことがない。シャッターはどこなど言っている間に
ゲートに入ってしまった。どんな風になるのかと減速して緊張しながらゲートにはいる。車が近づくと通路を遮断しているバーが勢いよく上に跳ね上がる。車は止まることなく通過する。ああ、これがETCなのだと感激と興奮が一緒にくる。というわけ・・・
 今回は東北自動車道で仙台南から岩槻まで行った。帰りは柏から常磐自動車道に乗って湯本ICで高速道路を降り小名浜港に向かう。小名浜港のアクアマリンふくしまに寄って「潮目の魚」たちをみた。その後再び四ツ倉ICから常磐自動車道の終点の富岡ICまで高速道路を使用して今回のETC使用の旅は終了である。富岡からは6号線をタダひたすら走行。
 最後にETCを使った感想は、ゲートをノンストップで通過できるので一寸した優越感にひたれるものであるでした


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