インスリノーマとは

膵臓のランゲルハンス島B細胞(インスリン産生細胞)の腫瘍。
膵臓には、インスリン(血液中の糖を細胞内に取り込む働き)とグルカゴン(血液中に糖を放出させる働き)があり、この相反する働きをうまく調整しながら体を維持している。
インスリノーマは、膵臓のインスリン産生細胞に腫瘍ができた事で過剰にインスリンが分泌し(クーの場合正常の100倍)血液中の糖がどんどん細胞内に取り込まれてしまい血液中の糖が低下(低血糖)する。
中枢神経系(脳)は、機能維持のためにエネルギーの大部分を血液中の糖に依存しているため、低血糖の状態が続くと、意識をつかさどる脳に影響を及ぼし意識障害を起す。
そのままの状態が長く続くと生命の危機に陥る。
手術で腫瘍を切除すればよいが、クーの場合腫瘍が点在してるので手術は不可能である.




副腎腫瘍とは

老齢のフェレットによく見られる副腎の腫瘍。
副腎は、さまざまな種類のホルモンを分泌しているため、腫瘍ができる事でホルモンバランスが乱れさまざまな症状をきたす。
エストロゲンやテストテロンなどの性ホルモンが過剰分泌されるとメスの場合不妊手術ずみなのに発情させ、陰部の腫れをきたす。又エストロゲンの毒性として骨髄での細胞製造に悪影響を及ぼすと貧血を起こす。
その他のホルモンの影響により脱毛やつやのない乾燥した毛やクビや背中に強いかゆみを伴うことがある。
クーの場合も、受診時に強い貧血と尻尾の付け根から背中にかけて脱毛が見られた。

治療は、病んだ副腎を切除する事で症状は、改善される。
クーもH12.8月22日に左副腎を切除しました。組織検査の結果悪性でしたがきれいに取れた。

※これは、私なりに調べクーの症状に照らしあわせて説明しているので
他のフェレットは、この限りではありませんのでご了承ください。