あとりえ・まぐのりあ Atelier Magnolia
ブリュジュン HEADMARKL


こんなに大きなブリュは、
これからの人生でも、あと幾つ作るかなぁ?

と言いたくなる・・・・
大変な作業でした。

年に何体も作る〜!?
と言う、凄い作家さんもお有りの様ですが、、、

私はそ〜んなに作れません!

ってことでその分タップリ時間を掛け
忘れられない作品になりました。

この度御縁有って嫁ぎました。

昨年(2007年)制作ですが、
その後も気になるところが有り、
順次手を加えて
今に至っています。


コンポジボディを使っているのに
ブリュらしいボディラインが出る様にドレスパターン作りには苦心しました。




個展会場でも花形でした。


ヘアは人毛手作りのかつら
アイはスポークのオーバル型がばっちりフィット


上手くいくときはこんな風に
全ての材料がこの人形を待っていたかのようにマッチします。
ドレス布は忘れもしない、福岡のレルデュトンさんで
作家仲間で友人のNさんと
アンティークのドレスを半分づつにして購入しました。

店先で裁ちバサミで真っ二つ!!

高価すぎて一人で一着買えなかった(笑)
からなんですが。

物凄く細かいドットの入った
渋いブルーグレーのシルクタフタ


これは何かまとまった形にしなくては・・・・
と、その時思ったんです。


このブリュのお顔が出来上がった時
真っ先にこの布地の事が
頭に浮かびました。

布地に負けない
レースも高価なすばらしい物を使って有ります。




まる1年そばに置いて
昼となく夜となく、お顔を見てきたので、
お別れは寂しいですが、

良い方の元へ行くのがこの人形の未来の為です。

行ってらっしゃい〜 (-_-)/~~~

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このページのリプロ・ブリュは全て古澤淳子の制作です