てふてふが同棲を始めたのは、2003/11/20です。

同棲のきっかけは、遠距離だったわけでもなく、計画的でもなく、ずっと一緒にいたいっという、
衝動的なものでもないのです。

てふてふは、高校卒業して、親に短大も行かせてもらいました。
子供が好きで保育士さんになりたくて、去年卒業しました。

けれど、卒業した時にはてふてふの保育士になりたいという気持ちは、はっきりいって薄れていました。

親は割りと厳しいのでどうにか就職させようとして、結果、てふてふは5ヶ月間臨時で幼稚園で働くことになりました。

そこではっきりと理想と現実の違いにがっかりしたのでした。ここでは詳しく書きませんが、決して子供にがっかりしたわけではないです。

そうこうして幼稚園勤務がやっと終わった時、次の勤務先の候補に幼稚園はありませんでした。
とはいえなにもしないのは許されないので、反対を押し切り、勝手に接客のバイトを決めてしまいました。
彼氏はなにも言いませんでした。いつでも、親とあんまりうまくいってないことも、保育士の現状もつらさも理解してくれていたからだと思います。なにより味方だったから。

そんなわけで、フリーターをやっていたわけですが、運命の11月20日。
夜10時にバイトが終わって外にでると、友達と彼氏たちがいました。
その日は友達の誕生日、ちょっとお祝いするだけなら・・・と親に連絡するも応答なし。

きっと親は我慢の限界だったんだと思います。夜遅い仕事も、フリーターも、遊び歩くことも。
親(母親)は私を捨てることを選んだのでした。

もう顔も見たくないから
帰ってこないで


やっと来たメールには拒絶と怒りが込められていました。
もう私は帰ることが出来なくなりました。
謝ればよかったのだろうけれど、もう窮屈な家に戻りたくなかったのです。

そういうわけで彼氏の家に来ました。
逃げ、かもしれないけど、親がいなくとも生活してってやる、と決めたからです。

こうしてお互いの意地の張り合いから始まった同棲。
彼氏には迷惑をたくさんかけています。

でも今は、彼氏と住んで良かったと思っています。
ひょんなことからの同棲生活で大変なこともたくさんあるけど、いつか住みたいねが、すぐに叶ったのです。

こんな家出同棲が私たちの今につながってるのです。

甘いって感じたあなた、気分を害したらごめんなさいね。


ワケあり同棲