2017春

  2017/5/27更新




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おだやかな冬


昨年の夏は大雨と台風で、大変でしたが、冬はどうなるのかと不安でした。フタを開けてみると、ここ数年で一番、吹雪の少ない穏やかな冬でした。12月1月 は何度かドカ雪がありましたが、2月3月はほどんど吹雪がなく、雪かきもほとんどしていません。例年だと、3月後半に「彼岸荒れ」といって、爆弾低気圧が 発達するのですが、今年はそれもなく、無事に春を迎えることができました。

この数年、冬の観光資源として脚光を浴びる冬のJR釧網線。網走斜里間を走っていた流氷ノロッコ号は車両老朽化のため引退し、替わって気動車をラッピング した流氷物語号としてリニューアル。流氷シーズン運行していました。また釧路標茶間走行している人気のSL湿原号は1月末から運行していましたが、2月後 半に機関車の車輪部分に不良が見つかり、運行期間途中からディーゼル機関車による運行になってしまいました。冬の呼び物のひとつなので、来年はぜひ運行し てほしいものです。

屈斜路湖の不思議な現象 
この冬の屈斜路湖はなかなか凍らず、全面結氷したのは2月後半。それでも厳寒の冬にしか見られない様々な現象が見られました。冬の屈斜路湖は、その一つ一 つがとても魅力的で、もっとたくさんの人に知ってほしいと思っています。

御神渡り現象
結氷した湖面が収縮と膨張をくりかえし、せり上がる現象。高いもので2m近く、全長10キロ以上延びることもある。今年も砂湯付近にりっぱなものができて いました。去年おととしはできなかったので、3年ぶりの対面でした。
寄せ氷
湖面が結氷するまで、強い風が吹いたとき、薄い氷が湖岸に打ち寄せられる。それが折り重なってクリスタルのアートのように美しい。
しぶき氷
これも吹雪の後、湖岸の樹々に波がかぶり、それが凍りつきます。寒さとともに大きくなります。
アイスバブル
氷の中に気泡が閉じ込められる珍しい現象です。湖底からガスが出ること、氷の透明度が高く、氷の上に雪が積もっていない時に見られます。和琴半島や砂湯付 近で見られます。
フロストフラワー
氷点下10度以下の冷え込んだ朝、空気中の水分が湖面の氷に付着する霜の花とも呼ばれる。雪が積もる前の氷上は霜の花が一面に広がり、白い花畑のよう。
鳴き氷
屈斜路湖が結氷したあと、湖面の氷が収縮膨張し、その軋む音が湖面全体で反響する。気温変化の激しい午前中に聞くことができる。とても神秘的で神々しい音 です。


摩周湖は結氷せず。

 一方の摩周湖は結局春まで結氷することはありませんでした。例年並みの冷え込みと安定したこの冬の天気だったのに、早朝、薄氷が表面に張るものの、厚く なることはありませんでした。何が原因なのか、これも自然の不思議のひとつでしょう。

流氷は当たり年
近年、その量が減っていると言われるオホーツク海の流氷。この冬は長く見ることができました。2月上旬に網走付近に接岸。日によっては沖に戻ることもあり ましたが、3月中旬まで見ることができました。
また南下した流氷は、知床半島を回り込み、羅臼や野付半島、根室沖まで流出しました。4月はじめには釧路の海岸にも接岸しました。

 この冬は1月2月のお客さんが少なく、スノーシューや歩くスキーのツアーは余り出ませんでした。それでも天気のいいにはプライベートでスノーシューを着 けて藻琴山に登ったり、摩周湖第三展望台まで行ったりしました。今年は久しぶりに和琴半島の一番高いところにも登りました。藻琴山の樹氷や、山の上から見 る知床の山々、オホーツクの流氷などここからしか見られないもので、それは冬の至上の楽しみでもあります。


この夏も雲海がおすすめ
近年、屈斜路カルデラにたまる雲海を見ることがブームになっています。雲海を見るには気温の低い早朝、標高の高いところから見るのがおすすめです。刻一刻 と変わる雲海は、とても幻想的で神秘的です。おもなビューポイントは以下のところ。
津別峠947m
屈斜路カルデラ周辺の展望地では一番標高の高い展望地。雲海観光のメッカで日の出の時間には展望台が見学者でいっぱいです。アクセス道路が狭いので通行注 意。ましゅまろから40分
美幌峠525m
雲海の高さが低い時はここからも見ることが可能。とにかく屈斜路カルデラの地形が一望できるので、捨てがたい。ましゅまろから40分。
ハイランド小清水展望台725m
屈斜路湖東側の展望地。川湯や美留和からアクセスしやすい。ましゅまろから40分。

摩周湖第三展望台701m
摩周湖の日の出を見る定番ポイント。屈斜路湖側が雲海に包まれていることが多いが、摩周湖が雲海におおわれることもある。ましゅまろから30分。


気持ちの悪い話ですがマダニに注意

春からは野山を歩くのが気持ちのいい季節。でも少し気をつけないといけないのが、マダニという害虫がいること。本州からきた旅行者にはあまりなじみのない ものですが、こちらでは春先から8月初め頃まで人に食いつくことがあります。1ミリから2ミリぐらいの小さな虫ですが、人についてもすぐには刺さず、1時 間以上かけて刺しやすい皮膚の部分を探します。刺されると一週間以上食いついたまま離れません。その間に血を吸い、体はどんどんふくらんで、豆粒大まで大 きくなります。食いつかれた当初は人の手でもとれますが、無理に取ると、マダニの頭部がちぎれて皮膚内に残ることがあります。気をつけないといけなのが、 たまにウィルスを持ったマダニがいて、それに感染すると発熱や神経障害がでたりします。重症化すると死亡する場合もあります。近所の人は去年、マダニのせ いで3ヶ月入院しました。山菜採りやハイキングなどで野山(特に笹ヤブ)に入った時は、念入りに服に付いていないかチェックして、帰宅してからも早めに シャワーを浴びて、全身チェックしたほうがいいでしょう。また食いつかれていることがわかったらすぐにお医者さんで取ってもらうことをおすすめします。


ちょっとお出かけ 釧路市動物園
旭山動物園ほど有名ではありませんが、北海道で有数の広さのある釧路市動物園。ヒグマやタンチョウ、オオワシやシマフクロウを見ることができます。人気は 遊び好きで所作がとても愛くるしいホッキョクグマのミルク。市民のカンパでやってきたキリンのスカイ。生まれた時から足に障害があるけど元気に成長してい るアムールトラのココアなど。とっても和める動物園です。

入園料570円


車入れ替え

これまでお客さんの送迎や冬のアウトドアツアーなどで使っていたイプサムは12年落ちの中古車を購入し、5年乗ってきましたが、流石に17年目になり、色 んな所が傷んできました。今年6月には17年目の車検を迎えることもあり、思い切って車を入れ替えることにしました。維持費のことを考えて今度は軽自動車 にしようかとも思ったのですが、年に数回ある送迎やアウトドアツアーの事を考えて、今回も7人乗りのミニバンにしました。今回はトヨタWISH、8年落ち の中古車です。今度の車、なんとカーナビも付いていて、バックモニターも付いています。今度の車も無事故で乗り尽くしたいものです。

とほが新発売

旅人宿の情報誌「とほ宿」が2年ぶりにリニューアルして発行されました。道内の旅人宿やコンビニ、道外の大きな書店で手に入れることができます。



道東の夏を満喫しよう

弟子屈えこパスポート
好評のえこパスポート、弟子屈町内のバスが乗り放題。期間中は摩周湖第三展望台や、屈斜路湖周遊、美幌峠なども行くことができます。
期間7月15日(土)〜10月9日(日)
2日券1500円
3日券2000円
5日券2500円
7日券3000円
(ただしJR摩周駅ー川湯温泉駅間のバスは除く)

北海道はこれから本格的な観光シーズン。山登りやカヌーでの川下り。露天風呂めぐりなどに適した季節がやってきます。6月は新緑がきれいで梅雨もなくさわ やかな日々が続きます。7月は湿原や山に花が咲き始めます。ましゅまろからは霧多布湿原や小清水原生花園、野付半島など花の名所が日帰り圏内です。宿に荷 物を置いて身軽にツーリングやドライブが楽しいです。
また夏は釧路川源流部のカヌーツアーがおすすめです。原生の息吹が濃厚な釧路川源流部、視点を変えて川面から北海道を眺めてみませんか。


ましゅまろカレンダー
5月 山菜採りギョウジャニンニク、ワラビ、タラの芽など
6月 新緑の季節。野鳥のさえずり。下旬はエゾイソツツジが満開で硫黄山周辺が真っ白に。
7月 道東各地で夏の花が見頃。
8月 ハイシーズン予約は早めに
9月 各地でイベントが開催される
標茶町産業まつり(9月第2日曜日)
弟子屈ばん馬大会(第4土曜日)
標津サーモンフェスティバル(第4土曜日)
鶴居村ふるさと祭り9月23日
10月 阿寒湖や硫黄山や屈斜路湖周辺の紅葉が見頃
















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