浴室(お風呂)

高齢になっても、障害をもっても、
お風呂で心と体をリフレッシュさせたい気持ちは
若い時、健康な時と一緒だと思います。

だからこそ、介助される側、介助する側にとって
安全で快適な浴室にしたいものです。


浴室 

暖房器具(冬場の洗い場は、他の部屋(脱衣室も含め)との温度差があります。)
浴室用床暖房:
足の接する面が暖かくなり使用感が良いが、暖まるまで時間がかかるので経済的に・・・
パネルヒーター、遠赤外線ヒーター(輻射式が有効、耐湿、耐水性):
短時間で暖まり、すぐに止めることが出来る

浴槽いろいろ(和式・洋式・和洋折衷式の3種類)
和洋折衷式が高齢者、障害者向き(深さ50センチ〜55センチくらい:広さ1メートル〜1.4メートルくらい)

手すり (縦型、横型、L字型を使用)
太さ2.8センチ〜3.2センチ
水がかかっても変色しにくいもの(金属製、合成樹脂、樹脂被覆)
壁の下地補強はしっかりする(浴室の壁は厚みがあるのでプロの方によく相談する)
浴室の縁につける簡易型もあるが、足を引っ掛けてしまったり、浴槽を傷める可能性もある
(浴室での姿勢の保持のためなら意外と便利かな〜?!)

出入り口

ドア
扉は、引き戸(横にスライドする感じのドア)がベスト!
開き戸の場合は、外開きとするほうが良い
(なぜ?万が一の際に内開きでは、倒れた人にぶつかり開かなくなる可能性がある為)

段差 (洗い場と脱衣室の段差は10センチあるのが一般的です。)
すのこを活用
すのこは何枚かに分けると掃除や干したりするのに楽!
ガタつかないように脚部にゴムなどを取り付けると良い!

●洗い場の床を上げる
浴室が狭いと出入り口に湯水がかかりやすくなる為、排水整備を工夫する。

シャワーイスやシャワー用車椅子などもあります?!

緊急コールなどの設備を設置できると、さらに安心?!


体調の変化(具合)、病気、年齢などによって住環境整備の方法(種類)は変わります。