当院では義肢装具士による装具外来があります(診察の上での予約制)。
装具とは?
整形外科で扱う病気には、手足の形が変形したり、負担が大きいことでおきてくるものも
あります。装具とは体につけることでそれらを治療できる器具のことです。その中には
よく知られているコルセットやサポーターの他に、硬性(軟性)膝装具(膝靭帯損傷などの
スポーツ障害)や足底板(外反母趾や扁平足、変形性膝関節症などの病気で靴の中に
入れたり足に巻きつけて足や膝の形を矯正するために使う)やファンクショナルブレース
(骨折を治すための装具)などが含まれます。
効果は?
装具は現在の症状を改善する治療具としての役目のほかに、これからの症状の悪化を
予防する役目も果たします。たとえばラテラルウェッジという足底装具の場合、O脚による
変形性膝関節症の治療のほかに変形の悪化の予防にも効果があります。
費用は?
病気やけがに伴い必要とされる装具は、一般的には保険適応となります(一部例外も
あります。また医師の診察と指示が必ず必要です)。
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