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中国青年代表団30名が宮崎市の青年と交流

代表団   平成19年11月18日(日)〜21日(水)、日本内閣府の招聘による中国青年代表団30名が宮崎県を訪れた。宮崎県での受け入れは宮崎県青年国際交流機構で、宮崎市日中友好協会が受け入れ協力を行った。この事業は昭和53年の日中平和友好条約の締結以来行われているもので、日本と中国の青年の相互理解と友好促進を図ることを目的に両国が共同開催し、今年で29回目となっている。
ミニバレー  代表団は11月18日(月)、午後に宮崎県総合運動公園の青少年の家に到着し、宮崎市日中友好協会青年委員会や宮崎市SAP農業青年など35名の出迎えを受けた後、ミニバレーボールや意見交換会などで交流を深めた。ミニバレーボールは6人の日中混成チームで10チームに分けて開催され、中国の青年達は、すぐに日本青年とうち解けて、とても面白いと旅の疲れもよそに真剣にボールを追っていた。参加した中国の青年は、「初めて日本にきて、日本の青年に出会ったが、まるで古い友達とスポーツをしているように感じた。とても、心地よい汗をかきました」と感想を述べていた。
意見交換  また、意見交換会は「日中友好を進めるために、私の提案」をテーマにして日本青年5名と中国青年5人が1グループになりそれぞれ自己紹介しながら、テーマに沿って意見交換した。中国青年は「日本の山口百恵やサッカーの川口など有名人は、知っていたが日本の一部分しか知らなかった。日本を訪問して真に知らなければならないことがたくさんある。青年交流が本当に大切だと感じる。文化、歴史を通じて交流しお互いの感じ方など広く見ることが大切で、それらの基礎をもとに産業などの交流が広がるのではないか」と述べていた。
日本の農業紹介  更に、中国青年は、「日本のことはTVやインターネットなどでよく知っているが、日本の普通の人と触れあうことが大切である。青年は日本と中国の架け橋になる人材である。私達若い人が交流の機会を作るよう努力しましょう」と訴えていた。日中の青年は、中国の歌や日本の歌を歌うなどして交流会を終えた。日本青年達は、本当によい体験ができた。今後とも、中国の青年達と交流を進められるよう期待している。今後もこのような機会に是非参加したいと述べていた。
じょうさ節で交流   夜は、歓迎交流会が開催され、代表団は日本の獅子舞や三味線、日本舞踊などを楽しむと共に、代表団の歌や全員で、じょうさ節を踊って時の過ぎるのも忘れて交流した。
  代表団の団長は、「宮崎の人は心が温かく、とても親しみをもてた、皆さんに感謝したい。この訪問をきっかけにして日本と中国の青年が両国の平和と繁栄に貢献することを誓います」と述べていた。

このほか、本県では中学校訪問や工業試験場視察などを行った。

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